12月31日 (日) [1807] 招き猫
FINE 今年最後の考察。 人間関係に不和が生じる。家庭や仕事などいたるところで生じる。その不和が心を煩わせる。なんとか解消したいと誰もが思う。文明が発達すれば解消できると考えた。しかし、文明によって生活は豊かになったけれど、心の不和はあいも変わらずある。文明のせいで不和は却って面倒複雑になったかもしれない。ものすごく知識を増やし頭を大きくしても同じことだ。法律だったり経済だったり政治だったりで解消すれば、それがまた副作用となってますます不和の元は深くなったりする。文明が発達しても不和は解消されない。 人知を超えた解らない世界がある。非常に深く広く神秘的で不可思議な世界だ。解らないから嘘だと思う。しかし、解らないけど人知を超えているから人知の嘘は通用しない。その世界から招かれる。招かれれば嘘が通用しないから自分の心があからさまに暴かれる。それに対して素直に向き合えば人間関係の心の不和は消える。 その世界にいて招き猫を作るのである。
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12月30日 (土) [1806] 障子
FINE 猫王(にゃおう)は今日も障子貼り。この障子、猫の爪痕と破れで実にみすぼらしい。それだけでなくスプレーがひどいのだ。何度もやられているのでシミになっているし匂いが染み込んでいていつも臭い。お香を炊いたり木酢液をスプレーしたりといろいろやったが、却ってわけ解らん匂いになってしまった。この部屋で夕食をとるわけで、入って暫く経てば慣れるのだが、この匂いを吸っているんだと思うと飯がまずい。この間などはポチ君がクッションにたっぷりと小便した。チャイの寝てたクッション2つがびちょびちょだけでなく畳みもびっしょり。あの大きな身体だから小便の量もすごい。何を考えているのやら。少量のスプレーではいくら老猫になったとはいえチャイのスプレーの濃厚さには及ばないと量で勝負しているのだろうか?そんなこんな匂いが氾濫して和室に入る度にわけの解らん臭さが目にしみる。 今回は念入りにきれいに桟も掃除したので匂いはほとんどなくなった。今後、爪痕と破られるのは阻止したい。それで普通の障子ではなくかなり強度のあるものを貼った。やっと終了。なかなかきれいだ。 もう破るな!スプレーもするな!猫王は猫共を睨めつけるのであった。
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12月29日 (金) [1805] 猫王
FINE 快晴ではあるがすこぶる、ブルブル寒い。 今日は障子の張り替え。庭に戸を2枚ぐらいずつ出して水を浸けたタオルで桟をぺちゃペちゃと濡らす。ちょいと待って障子をぺろりんと剥がす。外は寒くなってきたので剥がしは止めて、剥がした分だけアトリエで障子を貼る。簡単に終わるかと思ったらとんでもない。最近はなんでも思ったより時間をかけ丁寧になったような気がするな。そういやコーヒーを作る時も凝ってドリップで時間をかけて作っているが、苦じゃない。昔はサッサとやらないとイライラして面倒臭いと感じていた。僕の内部の何かが変わってしまったのだろうか?もしかしたら僕は僕でないのかもしれない。ある時、修行を積んだ猫の王が本当の僕を殺し、僕に化け成り済まし霊験あらたかな招き猫を作っている。本当の僕は縁の下深くで白骨化している‥ 障子張り変えだが、今日一日で半分もできなかった。 障子のない和室は寒々しい。明日も障子の張り替えだな。
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12月28日 (木) [1804] 爽快
FINE 目を覚ましカーテンやブラインドをあける。 おぉぉぉ!!! ガラスがない。ではなく、きれい。昨晩は外が真っ暗な中でガラス磨いていたので気付かなかった。 新築の家のような爽快感だ。
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12月27日 (水) [1803] 軽快
FINE 暖かい。まるで春のようだ。デッキ32度もある。日陰は17度。 大掃除日和。 アトリエにある椅子やクッション、猫寝床箱、布類を全部庭に出し天日干し。これらは全部猫が寝るから毛だらけダニだらけ。家中にハタキをかけて掃除をする。猫毛が舞う。屋根に上って2階と3階のガラス磨き。いままで屋根に上ることに多少の恐怖を感じていたんだが、今回は鳶職のように軽快だ。なんでだろう?やっと自分ちを把握したのだろうか?それにこれまで何回とガラス磨きをやったが(年末だけだけど)うまくやるコツを掴んだ感じだ。スムーズできれい。 3時にコーヒータイム。 次、1階のガラス磨き。暗くなるまでかかってしまった。 そういや、虚弱で軟弱体質、普段ならこんな労働したらかなり疲れて目が窪みトンでもハップンなのに、元気がいい。普段、運動だってろくにしてないのに。屋根の上が恐くないし。身体が軽やかだから精神も軽やかになったのだろう。玄米菜食マクロビの効果だろうと思う。そう信じてる。
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