もりわじん絵日記 2005. 10
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10月31日 (月)  [1383] 犬

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 fine,rain later
最近、創作意欲が出てきてる。今までの作風をメガネを通して再表現しているのだが、メガネかけているんでこまいところがよく見える。今までと同じ様な作品なのにかなり違う。素人目にはあんまり違いが解らないかも知れないけどね。ところで、そろそろ、再表現ではない新たなものが湧き出てる感じなのだ。犬いじったのがよかったかな。今までほとんど猫で、年末になると干支もやるんだが、猫ほど凝るようなものはなかった。ところが、犬ともなると違うんだな。犬の展覧会が2つもある。あ!いや、3つだっけ?とにかく、猿やトリ以上にノリがいい。ワシ子供の頃は犬飼ってたし、いろいろ考えさせられることもあった‥
当時、小さい犬は放し飼いで避妊なんてことはしなかったような‥。僕の犬が子供産んだんだけど、そりゃぁ可愛かった。ところが、別に血統書付きでないヤギみたいな雑種、子犬の貰い手がない。その頃は箱に入れて捨て犬したり川に捨てたり保健所に持って行ってもらったりしたみたい。で、僕のまだ目も開けてない生まれたばかりの子犬はどうしようかと‥。一匹は貰い手がついたんだが、あと3匹が‥
その時、親父が来て、川に捨てたら川が汚れるだろう。保健所にもっていったら保健所の人がガスかなんかで殺す。自分の飼った犬なんだ、他人にそんなことさせて平気なのか?誰だって殺したくはないだろう。その辺りに捨てたら野良になる。どうするんだ!それが解らなかったら動物など飼うな!さあ、どうする!と、目の前で子犬を殺したんだ。僕は愕然とし、頭がからっぽになった‥
今、ワシは、確実に誰かが飼ってくれるだろう雑種の犬をいっぱい産んでいるんだ‥


10月30日 (日)  [1382] 活字

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 cloudy
めちゃくちゃ眠い。たぶん新聞のせいだろう。朝の散歩のあと新聞を読むのだが、初めの頃はスポーツ新聞を買っていた。薄いし中身もそう難しい内容などなかった。でも、世の中いろんな新聞があるもので毎日違う新聞を買って読んでいた。それで、昨日は社会情報の多い一般誌の新聞を買った。これはカラー写真もあんまりなく政治経済の面倒臭い内容が多いから読みごたえがある。ワシなどは、めったに読むことなどない内容だ。で、せっかく買った新聞だし、興味のあるところだけ読んだんでは勿体無いから隅々まで全部読む。本一冊読むぐらいの量はあるのではなかろうか?世の人々はこんな大量の情報を毎日朝から読んでいるのだろうか?これだけで半日潰してしまいそうだ。普通の本もめったに読まないワシ、活字慣れしているわけでもない。それに、ワシの仕事は目をふんだんに使う。ということでこんなに眠いのは、七面倒臭い内容の活字に眉をしかめるので目だけでなく目の周りの笑顔用ではない筋肉がかなり疲れてしまったのだろう。それに加え、最近、秋になって涼しくなったせいか、とんと昼寝をしていなかった。
‥寝よ。


10月29日 (土)  [1381] 仙台四郎

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 cloudy,rain later
曇りだね。ここ数日の散歩のおかげで、足の筋肉が心地よい感じにいたむ。今日も出かける。新聞買って、なぜか美容院へ。こんな早くからお客さんが来ていた。結婚式のためらしい。こういうところは女の人ばっかりなので、汚い男のワシは似合わない。それに、ハゲが何ゆえに美容院に用があるというのだ。お客さんは不思議がってた。カツラを注文したのです、とうそぶいたけど、何思っただろう?何かの勧誘員に見えたかな?どうせなら仙台四郎みたいにワシが行く店、ことごとく繁昌したらすごいんだけどね。でも、んなことなったら、そこら中から引っ張りだこで企業からも依頼が来て全国飛び回って忙しくなってのんびり散歩もできなくなってしまうから、招き猫で勘弁してくれ〜


10月28日 (金)  [1380] 王様

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 fine
新聞買い散歩。ぐっると近所を廻ってゆく。天気もいい。で、ついでに、ハゲだけど近所の開店前の美容院によって、おしゃべり。なんか、売れもしない絵を描いていた頃の事を思い出した。
あの頃、前世が王様の画材屋さんに、毎日のように歩いて出かけていった。画材屋には絵描きなどが集まるから、なにかと情報が入るのでサロンのようになっていた。っていったって、集まるのは暇なナマケモノから毛をむしった様なやつらばかりだけどね。ここの画材屋さんがなんで王様かというと、別に建物がすごいわけではない。路地にあるボロ汚い長家の一部で玄関は4枚のガラスの木戸で立て付けがひどく悪い。8畳ぐらいの店と奥に3畳ぐらいの居間に1畳の台所、そのまま2階に部屋があるけど薄暗い。貧乏。初めてこの店に来た時、ワシ22歳、店主27歳。油絵を描きたいのです、と言ったら、おまえ素人か、ほら、この絵の具やるよ、と、汚れたり固まったり油がはみ出た様な不良品の絵の具をいっぱいくれた。おまえ呼ばわりに、舐められたようで腹立ったが、金のないワシにとっては、じゃァ、貰ってやるわ。で、油絵はどうやって描くんだ、教えろ、と言ったら、適当な事教えられた。その後、数年で、その時の絵はボロボロになった。とりあえず都合のいい画材屋なので通う事となった。腹が減ったら、画材屋に行って、メシ食わせろ!お茶!ばんばん絵を描いた。時に、この画材屋さん、ワシを泊りがけで温泉連れていってくれたりした。こんな事親以外にしてもらった事がない。で、最近、思ったのだが、彼のあの振る舞い方、見ず知らずのワシに普通のメシだけでなく高い寿司や焼肉、それに温泉旅行盛り沢山。ただの貧乏画材屋で、そんなに金があるわけでない。なけなしの金なのに。って事で、彼はたぶん前世が王様なのだ。それも石油王かなんかだろうな。顔が日本人離れしていてまるでアラブ系だから。ってことは、ワシの前世は裸の王様に出てくる王様を騙している服売りだったりして‥


10月27日 (木)  [1379] 水鉢

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 rain,cloudy later
あ〜、そうそう、イタリアのルッカでの展覧会、もう始まっていて、ワシ行くつもりでいたのだが、今回はイマイチのらないので止めた。もともと引き籠りの出無精がどこぞへ行くには、それ相当の引っ張るものがないとね。まあ、若い時のように一回こっきりの展覧会ではないだろうから、来年もたぶんあるでしょう。そん時に身体は行くことにしよう。まあ、なかったらないで長続きしないものはしょうがないもん。
今日は、でかい水鉢の位置移動。デッキの隅の近くに置いてあったのだが、この間デッキが腐ったので、風通しよくするために水鉢の周りの土を削った。そのせいで、水鉢が傾いてきているようなのだ。このまま、放っておいて倒れでもしてデッキの柱にあたって水鉢が割れたら勿体無い。って事で、この直径が76cmもあるかなり重い水鉢を移動したのだ。よくまあ、こんなでかい水鉢作れるもんだ。水を入れるから、本焼きだろう。すごいもんだ。まずはポンプで水を捨て水鉢の周りの土を掘り動かし水平器をあて土を足して平らにする。今までよりデッキから離れたので広がりが出て、ゆとったね(=ゆったりしたね)‥


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