もりわじん絵日記 2003. 2
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2月28日 (金)  [471]  手押し車

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霜がおりています。
昨日の夜遅くまで外で石膏取りの後かたづけをやり水浸しだったので、そこら中に氷がはって、移植した南天にも水たっぷりかけたから10cmぐらいの霜柱ができている。
水鉢も氷がはっている。
しかし、雲ひとつない青空でいい天気だ。
今朝は、昨日の残っていた後かたづけをちょこっとやり、休むぞ〜と朝風呂に入って沖縄民謡を歌う。
沖縄良いとこ一度はおいで、春夏秋冬花見てくら〜す、マタハーレヌチンダラカヌシャマヨ〜
人がいい気分で歌っている時、戦闘機のような飛行機がごう音と共に通り過ぎた。
…人間はわざわざ悲しみや憎しみを作って、それを乗り越えて自己満足で感動する。
そんな事しなくても、このダイナミックな無為自然は一秒のスキもなく凄まじい音と共に変化運動している。
作為があるところでは、無為は見えない。
それは、何ものにも比べることのできない感動だ。
人間はほんとうの花を見ることを忘れてしまったのだろうか?‥
風呂入ってたら、身体のあちこちがしみるので、よく見るとかすり傷がいっぱい。
やっぱり、今日は庭造りは休みじゃ〜
式神猫を入れる箱を作るため、タウンページで調べ近くの段ボール屋さんに行く。
なかなか気さくな事務所でよかった。
いつも、大作などを入れる箱などで、悩まされていたからなぁ‥よかったよかった。
そのあとホームセンターに行き、池造りの品をいろいろ見る。
帰りに、キュウイの苗をオスメス買い、手押し車の一輪車を手に入れる。
これで、掘った土を運ぶことができるわけです。
なんか、すごいものを手に入れたような喜びなのは、なぜかしら?
変だ!子供が嬉しそうに手押し車でカタカタやってるのを見たことあるけど‥
そういや、ワシ、子供の頃、あれやったことない。
今やっとできて、うれしがってんのかな?


2月27日 (木)  [470]  掘る

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今日はダメだー
腕、肩、背中、胸、腰、尻、腿、ふくらはぎ‥筋肉が痛む。
休み休み‥
どうせ、池作るのに梅の木を移植しなければいけないのだが、今は花真っ盛り中で移植できるのは花が終わってから。
のんびりじっくりいくことにする。
今日は天気いいが風が強い。
粘土いじりに励む。
今まで天才福猫を作ってきたが、三日ぐらい前から天才猫もだんだんアホになりスケベパープー猫になり天才と紙一重になってるので、今日は気分を転換して大天才猫という新作を作ることに。
初めてのものはぎこちないが、その分神経が入るので面白い。
なかなか満足いく作品ができたので、そろそろお茶でも飲もうと、庭を見る。
今日は、SS(寒い 石膏取り)が、外で石膏で白くなりながら冷たい風のなかで仕事してる。
大変そうだなぁ〜どれ、手伝うか、と作業着に着替え手伝うつもりが、スコップを持って、ちょっとだけこの木を移植したいなぁ〜と、南天を眺める。
すぐにも終わるはずだったが、2m以上もある南天、簡単ではなかった。
大きいだけあって根が深く頑丈。
肩や腕が痛くて力が入らないが、やり始めたらあとには引けない。
掘りに掘り、下水管が出てきた、それでもこの木全然動かない。
また掘りに掘り、水道管まで出てきた、それでも動かない。
それからも掘りに掘り、やっとこさ掘り起こしたが、重くてバカでかいので持ち運べない。
仕方ないので、半分に切って小さくしてずりずり山こえ谷こえ引きずって移植。
あ〜死ぬ〜、明日こそ休むぞー


2月26日 (水)  [469]  大石

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ア〜身体が痛い、筋肉痛だ
さっと起きて庭を眺める。
さぁ〜今日もやるぞー。
まずは柿ノ木を剪定する。
この下に畑を作っているのだが、枝が広がり高くなり過ぎ込みいってもいるのでバシバシ切る‥柿ノ木って簡単に切れる。
最初、高いところを切るのに上ってやろうとしたが、ここは崖の上にあるので下の地面からは5mぐらいの高さになる。
やや緊張するので、高枝切りノコギリで切る。
いっぱい切った枝を短くしようと手で折ったら力もいらない、太い枝でも枯れ木のように簡単に折れる‥ということは、柿ノ木とはとても折れやすいってこと。
そういえば、子供の頃兄が木登りして落ちてみんなを慌てさせたことがあった‥あれは確か柿ノ木だった。
そうか、ワシ、今、上って枝が折れ5mの高さから落ちていたら‥それも下はコンクリートになっている、あーやばやば。
今日は池予定地の脇に小道を作るつもりなのだが、、そこにバカでかい石(1m×70cm×70cm)があるので、それを移動するため、まずは周りにあるサツキ、サンゴミズキ、ローバイ、ボケ、レモンを移植する。
これだけでも難儀なのに‥
この大石!動かそうと押してもびくともしない。
それで、大石の周りの土を掘り倒しやすくして太い棒をテコしながら、少しずつ移動する。
やっと動いてくれたものの形が悪い。
今度は、大石をひっくり返そうと大きく土を掘り持ち上げようとするが‥ピッピッピッ、ア〜もう玄米効果がきれかかっている。
最後の力を振り絞って、あ"ー、やっと反対にした。
なかなかいい形になった、今日はここまで。
風呂入って土落とし、明るいうちからビールを飲んでしまった。
ア〜実に心地よい労働だった。
なんかとってもいい気分だ。


2月25日 (火)  [468] バッホ〜

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晴れ渡っているぞ〜
ん〜この日射しを浴びるだけで活力が湧き元気になる。
太陽とはすごいものだ。
庭造り、と考えただけで、ひとつひとつの動作や仕事に無駄がなくテキパッキーとなる。
庭造りもひとつの活力源であることが分かる。
しかし、この湧き上がる活力は、もしかして最近飲んでる自家製スペシャル玄米の粉入り野菜ジュースのおかげではあるまいか。
これを飲んでから、おならがブーブーバフバフバビブベボーで、イタ飯屋にいってもフラ飯屋にいってもバフバフブーブーなもので、いちいちトイレにいく程上品ではないから、物音や笑いに誤魔化して席でかまわずバフバフやっていた‥すいませんでした。
高い音ではなく低音でほんとにいっぱいたまったものがバフッと出る感じであんまり臭くない。
これは玄米による好転反応だろうから10日もすればすっかり元に戻るだろうと、思いっきりバフバフ、車でバフバフ、道でバフバフ、メシ屋でバフバフ、話しながらバフバフ、笑いながらバフバフ、バッホー‥
最初の頃は、どうも頭にガスが廻ってくるのか?頭が重かったが、2、3日もすると、このバッホーがいきよい良く出るから楽しい。
そして、今日、ずいぶんおさまり、腸壁の細胞にたまっていた汚れといっしょにガスも出てしまったのか気分スッキリ活力もりもりとあいなった。
今日は池を作る所にあるドンとでかいツツジの木を掘り起こし、垣根にする。
龍のヒゲがわんさと掘り起こされたので、この間作った芝生の周りにきれいに並べ植える。
これで、平らな芝生に寝ッ転がった時の草枕となるだろう。
最後に、キャラの木の下で、陽も当たらずひょろひょろのお茶の木、これは花の香り抜群なので、やはり芝生の周りに植えた‥といっても花が咲くのは11月ごろで、寒くて意味ないかも。
それから粘土いじりもうまいようにでき、もうやる気バンバン仕事大好きおならバッホー人間に変身したみたい。


2月24日 (月)  [467] 天才教育

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ぐっすり眠れました。
もう、目が覚めたらすぐに、池を作る所を眺めた。
あいにく今日は雪まじりの雨降りで、池造りも畑造りもできないが、小雨の中、外に出てずう〜ッとそこを見入ってしまった。
どのような形にしようか?どのくらいの大きさにしようか?‥
ここはこうして‥陽が射すように、このツツジは植え替えて‥池の中に入れる土はどうしようか?あっ!去年お玉を捕まえた所から持ってこよう‥そうすると、ヤゴやミズスマシやいろんな生物もいて‥夜ライトをつけて‥噴水なんかもつけちゃおうかな‥ちょろちょろと音がして‥水琴窟なんかも作ろうかしら‥ア〜ここでの夜の食事が楽しみだなぁ〜‥
などと、思い描いたら楽しくなってきてしまい、しばらく雨にうたれていた。
池のことから始まり、木のこと、土、畑、庭全体、生活、時間、粘土いじり、個展、こんとん祭と、どんどん広がっていく。
あ〜楽しいなぁ〜生活に張りが出てくるね。
今日は外に出れないので籠ってこまい仕事を終え、天才福猫の粘土いじり。
…天才教育なるものがあるらしい。
小さい子供にすごいスピードで言葉、記号など知識を詰め込んでいく。
子供の頭はからっぽだから、親の言うことならばと信じているのでばんばん知識を吸収してゆく。
生きてる人間に古い錆びた物を詰め込んでどうしようというのだろう?
生きた者まで錆びた物になってしまうではないか?
自分の子供を新鮮なうちから死んだ骨董物にして飾り物にする必要はないだろう?
親が誉めてくれるから‥まるで飼いならされた犬、ペットだ。
こうやって知識をつめられて利口になった子供は大人になっても知識を渇望する。
どこまで詰め込んでも、満たされることはない。
利口だ、頭がいいと言われながらも、本人は満たされない。
人前で知識をひけらかしても、満たされない。
頭がからっぽな時、心が空のように広がり満たされるのです。
天才というのは、頭の中に何も詰め込まれてない、まっさらな純真無垢をいう。


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