1月26日 (金) [1833] 吉日11
FINE,RAIN LATER ちょうど去年の秋に薬猫神様という大作をお寺さんに納めた。お寺というところに自分の作品が納められるということは、自分の中ではかなりの達成感がある。それが叶って一つの役目を終えた感じだ。大きな仕事を終え荷が降りたと同時に次のステップへ羽ばたかなくてはという思いが生まれてきた。そこへ去年の暮れちょうどよくアメリカでの個展の話が持ち上がった。やる・やらないは時の運で問題ではない。問題は自分の中の外国人の自分とバラバラな自分を統一したい自分だ。これがなされなければ不自由狭小だ。不自由狭小なのに外の世界でどうのこうの大袈裟に活躍しても名ばかりで無益だ。思ったほどの喜びはない。時とともに萎えていらつき消えてゆくのが落ちだろう。
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1月25日 (木) [1832] 吉日10
FINE バカという事で、もう一つ検討しなければならない事がある。バカとは言葉が通じない分からないという分野でもあるわけで、その中に外国人も含まれる。外国人がバカなわけではないが、日本人には当り前に通じるものでもまったく通じない事が多々ある。若い頃毎年のように海外にでかけた。出かけた国は20カ国近くだろう。ほとんど貧乏旅行だ。日本にいるより生活費が安いというのもあるし、いろいろ世界を見る事は勉強になる。ヨーロッパなどはバックパック背負い、野宿までした。わけのわからん病気にもなった。日本で常識でも他所では違ったりする。同じタバコの値段が100m離れた店では違う。ものには決まった値段がないのだと知る。自分の中の常識が一つ一つ壊れていく。自由になってゆく気がした。僅かな日数だがいろんな国で生きていた自分がいた。言葉を超えて交流した自分がいた。それらの自分は今の自分を活かす為の犠牲や捨て駒ではない。今も内面で生きている。自分の中に外国人の自分がいるのだ。
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1月24日 (水) [1831] 吉日9
CLOUDY 一神教世界では、神がいて、その下に人間がいて、その下に動植物の自然界がある。人間の中で動物とは違う面、それが知の活動だ。だからそこだけが突出してしまったようだ。神に近づく為に、我々は動物ではないと思い込み、動植物は我々がコントロールする物であり道具であり食べ物だ、と。確かにその考えによって文明は発達を遂げた。ずいぶん楽になった。しかし何かが抜け落ちてる感覚がする。人間は自然の一部だということだ。だから全体を把握できてない。自分の中の自然や動物的要素を無視している。バカが取り残されているのだ。バカが宇宙のほとんどなのに‥。バカとは知能が低い者やわからず屋だけでなく分からない分野という意味でもある。 そして動物のネコが神になった。家の中で家族の一員としている可愛いバカな子だ。
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1月23日 (火) [1830] 吉日8
FINE 歯を掃除してもらう為歩いて出かける。歩いて15分ほど。あいも変わらず裸足なので、街行く人はワシの足を見て驚く。多少心地よい。しかし、ボロを着ているので「なんだ、そうか」と納得されると失敗だったと思う反面、このせめぎ合いに止揚した感覚が湧き出て豊かさを感じる。バラバラな何かを一体にした感覚だ。 虫で思い出す。庭をいじっていると面白い。様々な虫がいる。ここは日本だから見慣れたものだが、それでも実に個性的だ。専門分野が長けたのばっかりだ。この前は晴れているのに雨のようにオシッコを降らすツマグロオオヨコバイ。アメンボは雨と関係があると思うだろうが、あれはカメ虫の仲間で甘い飴のような香りを出すからアメンボなんだ。せつなげに鳴くヒグラシ。道案内をしてくれる七色に輝くハンミョウなどなど。虫は本当に面白い。人間も虫のようにもっと個性化して多様になるのだろうか?それとも自然破壊して虫の種を絶滅に追い込んだせいで、その虫達が生まれ変わって人間になったのだろうか?こんな事を考えていて思ったのが、これらバラバラになった虫にしろ人間にしろ、これらを繋げているのはなんだろう?と‥。水や空気や陽の光ではないだろうか。この水や空気や陽の光は全てのものの中に平等に遍く行き渡っているものだ。バラバラになった者にはこの意識が欠けているから、昨今の環境破壊然り、水や空気を汚し陽の光を狂わせてしまうのだろう。
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1月22日 (月) [1829] 吉日7
FINE バラバラになった社会だからだろうか?昨今の犯罪でバラバラ事件が目立つのは‥ さて、バラバラになった社会では専門分野が長ける。スポーツも今までにまして子供達に英才教育がなされている。もちろん芸術も語学もだ。いままでも職人などは専門分野化していたから、いつの時代もそうなのだろう。栄養学では食物は栄養で分けられサプリメントなどが出てきた。食事がサプリだけという食では無くなっている者もいる。個性的といえば実に個性的で、それらがそれぞれのファッションを身に付ける。なんか虫みたい。
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