6月5日 (木) [551] のんびりゆっくり
やっと沖縄日記も終わり、戻って今日からいつもの池日記、なんてね。 この間、中国広東省白雲山出身のアカヒレというメダカに似た魚を3匹買ってきて池に入れた。 けっこう動きが素早いからメダカが優雅な落ちついた偉大な魚に見える。 エサをあげ暫くするとメダカは尾をフリフリ近づいてくるが、アカヒレはヒュッヒュッと泳ぐだけでエサ食べてるような食べてないような? かなり長い間見てたが、わからない。 今朝、クレソンの根の絡まる所で2匹が寄り添いお尻ぷりぷりしてたから、もしかして卵生んでいるのだろうかと思ったが、どうだろう? メダカの場合メスがお腹大きくなって卵を体の外にはみ出して泳ぐ。 ところがこのアカヒレ全然スマート、ただのじゃれあいか?もしかしてメダカの生んだ卵食ってンだろうか? メダカの稚魚食ってるかも知れないなぁ、すごいスピードで泳ぎ方向転換も早いからメダカのとろい稚魚などアッという間だろう。 期待してるのはメダカとアカヒレの合いの子。 クロメダカとヒメダカのダブルはオレンジに黒まだらのメダカが生まれた。 ヒメダカとアカヒレが混じって赤い金魚のようなメダカできれば面白いのだが‥やっぱ、種類が違うからダメダカな? 見た目は似てンだけどなぁ〜 ところで、左手の親指をけがしてしまい粘土がいじれなくなってしまった‥たいしたことはないけど。 ヨンダイ死んだり個展も終わって気が抜けてるせいだろう。 まあ、今はいろいろあって無理するなのんびりゆっくりいこうぜという信号だろう。 ホームセンターに行き赤いスイレンとウォーターカンナのコモンという変な水性植物を手に入れる。 楽しみなんだけど、ア〜もう、それにしても指がいてぇ〜
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6月4日 (水) [550] 平和祈念
雨降りだけど、池にフトイとヒメガマを水鉢にミツガシワの水性植物を植え、キャラボクの下にアワを植える‥これは雑穀として食うつもり。 『5/26、沖縄での海水浴は諦めていたのだが、どっこい今日は朝から青空。 せっかくきたんだからツプっと海に浸る。 平和祈念公園とひめゆり資料館に行く。 1945年日本全土攻撃を一日でも伸ばすため米軍を沖縄に釘付けしようと日本で唯一の地上戦が始まった。 とってもひどいもので、日本軍の戦死者が約9千人なのに沖縄の一般住民の死者が約12万2千人だったらしい‥沖縄の人工の4分の1、なんともひどいものだ。 国は国民を守ってやってんだから御国のために命を捧げよ、はないでしょう。 とても卑怯です、卑劣です。 日本人ならみっともない生き方をするでない降参してはいけないなどと自決を強いるのは思考優先、命二の次‥あまりにもむごい。 自決って言うけど、これは自分で決めたのではなく国による圧力、逃げ道も哀れみも愛もない只の殺人です。 自決できないけが人などはひめゆりなどの女学生が飲物に青酸カリをそっと入れて殺したらしい‥あ〜あまりに悲惨。 自ら死ねない家族は家族どうしで殺しあったんだって‥あ〜あ。 ここまできたら自決しか道がないという、その考えがおかしい。 半日これらを見て、また当時現場にいて生き残ったおばさんの話しなどを聞き、胸がつまってつまってほんとに苦しい。 国のためとかなんかのためとかいう、命を捨てるほどの何かなんてあるだろうか? 国という考えにしろ主義にしろ本質は知識思考でできています。 思考を優先した事で、こんなに無惨な結果をもたらしたのです。 知識思考というものは道の脇にある様々なお店みたいなものです。 ソーキそばに入れる調味料コーレグ−スを買おうと店を眺めたら半額といって450円、隣は普通で430円、もう閉店だから安くするよと500円‥知識思考とはこのようなものです。 道の脇のお店知識思考は楽しくながし軽い足どりでまっすぐ歩こう。 生きるってのは旅みたいなものだからね』
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6月3日 (火) [549] 沖縄銭湯
快晴。 アスチルベの花がきれいに咲いているのだが、大きくなったゆずが前を覆っていてデッキから見えないので、池のベンチの後ろに移植する。 『5/25、今日も雨降り、そりゃそうだ、この時期沖縄は梅雨の真っ最中。 最北端まで行き、くるっと周り南に向かう。 ところで、沖縄のドライバーはほとんどみんな制限速度を守りのんびり走る。 南国の道路だから風をきってビュンビュン飛ばすのかと思っていたが、まったく正反対。 東京などではのんびり制限速度を守って走ったりしてると、何チンタラ走ってんだよと責め立てられ、みんなのスピードについていけない事が恥ずかしかったりする。 ここはいい、のんびりが自慢‥速く走る車がアホガキに見えて、心もおおらかになる。 家帰ってもこれでいこう。 6時間ほどかかり南の端の糸満市につく。 ぐねぐね山道多かったので頭ふらふら車に酔ったみたい、どっと疲れました。 車は楽だというけど、これはこれでしんどいもんですね。 ここで、なんと!銭湯を見つけました。 沖縄で銭湯なんて、あ〜嬉しい、日本最南端の銭湯ではないだろうか? 番台で250円払い右手女湯、左手男湯、に行くと、あらっ!ドアも戸もなくいきなり、もうまん中に湯舟、楕円形のが1コ。 入った所が板の間になっていて、脱衣所、脱衣箱が30個ほどあるがキーは勿論ない。 そこで服を脱ぎ4歩湯舟の方に進んで2段タイルの段を降りれば風呂場。 風呂場の3方向の壁が水道やシャワー。 水道の蛇口が高い位置にあるので、みんな立ってヒゲそったり髪洗ったりしている。 風呂場のタイルは壊れたりはげたりしたからだろうつぎはぎだらけ。 それがなかなかいいデザインになっていて、もともとのタイルがどれだったのかわからない。 いったい、この銭湯はいつからあるのだろう? 不思議でいい感じの銭湯でした』
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6月2日 (月) [548] 石敢當
とっても晴れてます。 池の中にはびこっている髪の毛のような植物をとる。 この植物はきれいな緑色で匂いを嗅ぐとのりのような香りがして磯の風景が見える感じ。 もしかして、川のりというものではなかろうか? 湖の側の沼から泥をとった時混じってきたものであるが、沼といっても町が実験的に水性植物を育てている所だから水の流れを作ってあり‥やっぱり川のりかもしれない?‥クレソンだってあるんだから。 食べようかなと思ったが飢えているわけでもあるまいし、や〜めた。 『5/24、大雨の中レンタ−カーを借りて沖縄の北の端ヤンバルに向かう。 他人の車だしこの大雨もあって緊張したが事故もなく、夕方、ホテルにつき、傘さして村を散策。 ここにもあった「石敢當(いしかんとう)」。 沖縄には、この「石敢當」という文字が塀の下に表札みたいにあったり自然石に彫ってあったりといたる所にある。 これは大抵丁字路や三叉路の突き当たりにある。 なんでも、魔物がいて彼等は道を曲がるのが苦手で、そのまま壁をまっすぐ突き破って向こう側の家とかに入って悪さしてしまうらしい。 ところが、魔物、いきなり目の前に呪いが書いてあるのでその文字を読んでしまい、その文字の通り、敢えて石にぶち当たり、消滅してしまう。 人間でも悩んだり苦しんだりすると、その問題にこだわってどんどん突き進んでしまい、魔物みたいになっていい方向に直れなくなる。 つまり、右も左も見えなくなってしまう。 だいたい苦悩するのは頭の中に思考があるからで思考などなかったら赤ん坊と同じで壁に当たる事も事故にあったとしても怪我する事も少ない。 この思考知識が災いのもとであるため、同じ知識である「石敢當」という文字を見せる事で、魔である知識が消滅し苦悩が消えるってことだろう。 また、考え事や苦悩して歩いたりしてると壁にぶつかって怪我するから、ちゃんと一歩一歩目の前をしっかり見て歩け現実を見て歩けといいたいのだろうね』
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6月1日 (日) [547] マチグワ−
小降りの雨も止み晴れ間が出てスイレンとアサザとコウホネの花が咲く。 パピルスを植えた水鉢に黒く泳ぐものがいるのでじっと目を凝らして見てみたら2ミリほどのヤゴいっぱい。 この水鉢にはヤゴを食べるようなものはいないから卵全部育ってしまったのだろう。 虫メガネで見ると背中に白い筋があり、たぶんここから割れて脱皮を繰り返し大きなヤゴと成るのだろう‥楽しみ。 しかしこの小さい水鉢にこんなに沢山のヤゴを養えるエサはあるのだろうか? …万物は生成変化している。 くよくよしてひとつの事にこだわり変化を阻止するのは災い病いの素だ… 『5/23、旅人は今日で東京に帰るので、旅人がいた台湾安宿に引っ越す。 その安宿の1階に茶店があり、そこにいるノリのいいややいかがわしい面白い男ケイちゃんに安く旨いソ−キそばが食える店を聞き、昼旅人と行く。 ほんとに旨い、ここはマチグワ−の中。 マチグワーとは市場の事で、昨日の晩も散歩したが実におもしろい。 じぃ〜っとバイクにちょこんと座って動かない80〜90才のおばあ、道端の小さいテーブル囲んで紅いものソフトクリームを食う化粧の濃いあんまーども、小さい女の子らを追いかける眉の濃いにーにー、ふらふら手探りで廻っている100才も越えてるんじゃないかと思われるおじぃ、道のまん中に立って動かずハーモニカをふき続ける盲目の父さん、道に寝ッ転がって携帯いじる若者、サンシンという楽器を奏でるおじさん、猫を蹴飛ばすガキ娘‥ いったいここはどこ? アジアの喧噪を思い出す‥なかなか緊張もあってボサッとしていると精神がどこかにいってしまいそう。 まともに背筋をはって歩くとマチグワーとの距離ができて面白みに欠けてしまうので、体の力を抜いて顔をだらしなくほぐしダラ〜っと歩く。 すると頭はここの混沌としたわけわからん風景の一部となり、匂い、色、温度、力、豊かさをたっぷり味わう。 と、一日中、このバイタリティ溢れるマチグワーを散策する。
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