1月9日 (木) [423] マトモ
天気よし。 朝、オラ、ウータンかよ!の姿で血も止り目を覚ます。 この腹巻きを顔にかぶるのは暖かくていいわ。 それにしても昨日の血はなんだったのだろう? あんなにいっぱい血が、頬、シャツ、枕、シーツについているのは映画テレビでぐらいしか見たことない。 暗く寒い夜中、ひとり衣類の血を水で洗い流している時は、このままワシの血は止まらずに‥ どこかで何かの事故に知らない内に降り掛かっていて、放射能かなんかの実験?白血病、血友病、性染色体疾患、異常性欲になっていて、血が止まり難い体質になっているのだろうか? 口に詰めものしている間は血も止まるが、それを外すとまた出る。 あ〜パチャパチャと衣類を暗く洗う‥バケツの水が血に染まり、それを猫が舐める、ワシの血の味を覚え、口にチュッをしてくる、可愛い猫と近づいたら、唇を噛まれ、鼻を噛まれ、手を噛まれ、いつの間にか人食い猫は増える‥あ〜まったく、ろくなこと考えん。 朝食はスープだけにしました。 そういや、納豆食うと血が固まるっていってたな、ビタミンKだっけ? 今日は昨日の抜歯血の海の後遺症で仕事やる気がない、が、せねば。 面倒臭いなあ〜と粘土もったらいいアイデアが湧き出た、さすが、自分に感心。 そこに、ひさしぶりになまけKS(きてる 少し)が来たので歯のことも気にせず語りながらのんびり素直な作品ができた。 KSは知的障害者の世話などを仕事としているのだが‥ホントは仲間なのに世話してると勘違いしているのかも?否、反対に気づかされようとしているのでは? 自分までおかしくなってくる、と言っていたが、おかしくなるのは自分のマトモと思い込んでるところ。 この世の中のマトモ達はマトモと思って戦争やらかす。 少々おかしくなった方が世話したりされたりで助け合って平和ではなかろうか? ところで、どんなのがいるの? 陽の当たる所にいっては伸びて寝てる猫みたいなのがいるよ、だって。 アハハ、そりゃあ、いいわ、ほんとうのマトモじゃん。
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1月8日 (水) [422] 抜歯
ア〜歯が痛い。 今年になって急に右下の親知らずが痛みだした。 ワシ、丈夫な歯の持ち主で、よく飲み屋とか食堂にいったら、知らない間に割り箸をバキバキ噛み砕いてしまい2時間ぐらい飲み屋にいたら6本ぐらいは噛み千切り1cmぐらいの木屑にしてしまう。 目の前に何かがくるととっさの判断で避けるより先に咬んでしまう癖があって、よく他人の指や腕を咬んだものだ。 そんなんだから、野生の動物のように一生歯医者などと縁がないと思っていたのに、30代半ば、とうとう歯が痛い!と大人になって初めて歯医者さんに出かけ治療をうけた。 歯について興味がなかったもんで歯石を取ることや歯と歯の隙間を毛が生えた針金みたいなもので掃除することなどを新鮮に習った。 それ以来、歯医者なんか行きたくないのでちゃんと掃除してたのだが、この親知らずの親不孝ものがうずき出した。 だいたい歯が痛いと何食ってもうまくない。 しょうがない、行くかー 3時45分麻酔、4時抜歯、4時半押さえていた脱脂綿をペッ。 口の中が唾液と血でゲル状になって煮凝りのようだ。 これはかさぶたのようなものなのかな? 血が止まらん、痛い、麻酔が切れたようだ、5時40分耐え切れず痛み止めを飲む。 寒気がしてきた、まだ痛い、ホントに効くのかよと疑いが生じるが、6時10分完全に痛みは消えた。 しかし、血は止まらない、煮凝りが口の中でぷにぷにして時々飲み込む血が塩っぱい。 ちょっと待て!血が止まらんではないか? ドクターに電話したら、ティッシュ噛んでろって‥ 心配ないって言うから噛んでたが、寝る前になっても血は止まらんから噛んだまま寝る。 夜中、妙な夢に目が覚める。 あ"〜!顔も服も枕もシーツも血で真っ赤っかーのべとべと! この寒い夜中、服類を水ですすぎ付け置き、またティッシュを詰め噛む。 今度は口を開かないように、きつくて使わずにいた腹巻きを顔の頭から顎に縦に巻く。 一応、朝までうまくいったが、なんだろ?太い血管切られたかな? ア〜ア、まったく、メシも食えん。 歯ぐらいで、痛くて薬のみ、血が止まらず血だらけになって気が沈んで暗くなるのに、どっかの国では、戦争で薬もなく血が止まらずやつれて死んでゆく‥ あ〜あ‥
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1月7日 (火) [421] 知恵おくれ
今日も快晴だがかなり冷える。 ここ一週間、のんびり静かに自炊しながら一人暮らしというものをしている。 おかげで、春の個展のイメージもやや見えてきた。 それと家事というものが大変だということに気付いた。 いつものように朝起きて体操、猫世話、新しく食事仕度‥とやってゆくと午後やるはずのものがだんだん詰まっていって結局粘土いじりの仕事がちょっとしかできないはめになる。 勤め人は何時から仕事と決まっているから、たぶん朝の体操が省かれ朝食も出来合いのものになるか省かれたりするのだろうが、ワシの場合どれひとつ怠けないからこうなってしまう。 これで、買い出しにいったり子供がいたり病人出たり爺婆なんかもいて旦那グータラだったら、主婦、たまんないだろうなぁ。 今回家事やって粘土いじりもやって二つの面を見たけど、どっちも大事だね。 男は仕事が大変と言うがそうでもない、エサ探したり捕ったりで大きな変化を結構楽しんでいる。 女は家事に追われてると言うがそうでもない、微妙な変化をこなしてゆく楽しみがある。 魚を捕るものとそれを料理するものみたいなもんかな? ‥何故か大きな網の目と小さな網の目が浮かんだ‥ 大きな網をもった男は「漁に出るぞ、こい!」と言う。 僕は「船酔いするからイヤ」と断る。 川で小さい網のザルで豆を洗う女は「豆洗いでもするか?」と言う。 僕は「肌が弱いからイヤ」と断る。 「僕は、中くらいの網の目がいいんだ」 男・女「?」と、相手にするのをよす。 僕は男と女の帰りを待って家でひとり粘土をいじって招き猫などを作ってみた。 帰ってきた男は「なかなかうまいもんだな」と、女は「まあ、可愛い」と。 喜んだ僕は何個も作るのだが、そんなにいっぱい作っても置くとこないからみんなにあげてこいと言われ、あげたら代わりに野菜や果物をもらえた‥ なんだー!この映像は? はっ!もしかして、わぁ〜ワシって、親もだれも何も言わないけどホントは知恵おくれの子供がそのまま成長したんだー、ガーン! …だれもが真面目にいろんな観念を信じて生きているが、知恵おくれの子供が何かを信じてまじになってるだけで、その信じているものがつまらないものだということに知恵おくれだから今もって気付かない。 我々はだれもが知恵おくれである。 知恵おくれだって気付けば、戦争なんかするだろうか?‥
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1月6日 (月) [420] 毛髪
今日も天気抜群だがかなり冷え込んでます。 庭に積もった雪も凍っていてすべって歩きにくい。 こう寒いと髪の毛のない頭が冷えて、3歩先も3歩前も考えられない‥まるで猫だ。 身体の中で、切っても痛くないのは毛ぐらいだろうな〜 爪とか厚い皮膚とかもあるが、毛はまるまる刈り取ることしても痛くもなんともない。 いろいろ染めたり形を遊んだりして自己表現できるところでもある。 服などと同じように結構楽しめる。 しかし、切ったり染めたりできるということは生命のない物と同じということ。 生命のない物に捕われる必要はない。 知識もまた人間の内で蓄積されホコリをかぶった物だ。 知識は過去の物であって今現在生きているものではない。 髪の毛と同じように染めたり形を変えたりして遊んだり楽しんだりすればいいだけで、それに捕われたり左右されたりすることはない。 …『知識』は自分が物だから何でもかんでも知識でおおって命のない物にしてしまおうとする。 心の暖かみや生命の神秘、愛、自由を物にしてしまい所有しようとする。 意のままに操ろうとする。 自分の人生まで計画を立て死んだように安定させ動きを封じようとする。 驚きやハプニングや感動のない路線を歩むようはみ出さないようコントロールする。 『知識』は所詮生命のない玩具。 髪の毛ばっさり切ってハゲにカンパイ、知識もばっさり捨てバカに乾杯。 頭に捕われるものがなくなりすっきり、これこそ安定です… しかし、この季節は大変寒いので、帽子をかぶり、身体をあたためる知識ぐらいは身につけておきましょう‥う〜さみィ。 ファッションがこんなに華やかで盛んなのは知識に捕われず楽しめと言いたいからなのだろうか? …知識は理解や悟りのための手助けにはなるが、知識そのものは理解や悟りを手にすることはない。 戦争とは知識や思考が世界を物化しようとしてやるもの。 知識や思考に捕われた利口者や権力者が勝利することはけっしてない。 ‥いつまでも満たされないままだから。 白痴や無欲は敗北することはない。 ‥いつも満たされているから…
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1月5日 (日) [419] 空を見る
庭で青空見ながら体操したのだがイマイチ楽しめてない。 隣近所の親父連がカンカンザクザクと道の凍った雪をとっている。 ワシひとり、のんびり屈伸運動、ハイ、大きくなって大きくなって天までとどけ〜などと体操している。 その後メダカの水鉢ジーッと見てるもんで、どうも気が引ける。 ずーっと前、故郷で日中畑にイスと小さいテーブルだしてお茶飲みながらボーッと空見てた。 親父が来て、何やってんだ!いい若いもんが働け!といわれた。 ボーッとする度こんな大声でわめかれ邪魔されたら心を消して空と一緒になんかなってられない‥びっくりして心臓ひっくり返っちゃう。 まるで、いつも身体狙われているうさぎちゃんみたい。 こんなのが癖ついたら常に逃げ腰になってしまう。 かといって、わめかれ放題の騒音だらけ、触られ放題の痴漢だらけじゃ、この世の中騒がしくってせわしなくって、たまったもんじゃない。 まあまあ、親父さんもたまには空でも見てみィ、とイスをもってきてあげて、ほらっとお茶を出してセットアップした。 親父さん、空を見上げ‥‥5秒ぐらいかナ、あ〜と大声あげて、こんなでメシが食えるか!って言って帰ってしまった‥たった3分でいいのに‥ だからだろうか?働いている人の隣でのんびり、ハイ、腕を大きくあげて〜などと体操してると妙に気が引ける。 別に仕事してないわけではないが、猫作り始めた頃、親父さんに猫なんか作って男らしくない、そんなの仕事といわんって言われたから、世の親父共からはそういうふうに見られてるんだろうなぁ〜とね。 でも、考えてみりゃぁ、生猫5匹と遊びながらうきうき猫やんが〜猫などをその顔になりきって作ってるから、確かにこれが仕事かいな?といわれても間違いはない。 まあ、気にせず窓全開に朝風呂入ってたら、親父共風呂場の近くの雪をカツカツやってる。 まったく‥それにしてもそんなに? うちの玄関先見たら、雪凍ってつるつる。 風呂の残り湯掛け、なくなったんで水掛けたら掛けたところから凍ってしまう。 同じようにカツカツしたが、結局昼も過ぎて腹へったので諦めました。 夕方粘土いじり、昨日もそうだが予想外の形の作品ができた。 今年は幸先いい感じ、これがワシの仕事だもんね〜だ。
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