8月16日 (土) [2388] 家猫46
建物は服装と思ってみるとわかりやすい。 基礎部分は足であり靴。 白いタキシードを着ているのだが、靴が打ちっぱなしではなんとなく将来汚れが目立つ。 頭が片流れの屋根では、気取った銀座のおばはんみたい。 建て売りってのは大抵その辺りの呉服屋さんファッション。 自然素材にあまりにハマりすぎると野良着を着ているようだ。 屋根材が壁まできているのを見るとカッパ着ているようだ。 ペンキ塗った壁は、厚化粧でごまかしている感じだ。 てな具合に見てみるわけだ。 で、自分の普段の服装を見てみると、いい加減ボロ着て適当で、足下はいつもつっかけ。 てことは家猫の基礎はつっかけだろうか? それじゃあ、雪国ではしもやけになるだろう。 かといって長靴じゃあ、夏蒸れるし…
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8月15日 (金) [2387] 家猫45
モダニズム建築は装飾を捨てて世界に広がった。 装飾は未開の刺青だ、みたいなこと言われて。 で、その後それではあまりに殺風景ということでポストモダンという多少楽しいものがでてきた。 刺青じゃないもん、これほくろ、えくぼ、蒙古斑だもん。 今はほくろから進んでスケルトンの血管や目ん玉、はだの色の細やかさを表現している感じかな? 無難な色の服は着ない若者は増えた。
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8月14日 (木) [2386] 家猫44
つい先日、ベルギーでかんざし展をやるマサ君がやってきた。 今までのようなことやってもつまらない。 人は飽きるから進むわけで、過去に戻るわけにはいかない。 などと悩んでいる。 9月末までにどんな展覧会をやるか示さねばならないらしい。 庭でコーヒーを飲みながらそんな話しをした。 デッキの周りは日差しを避けるためによしずやすだれで囲われている。 一つアイデアが浮かんだ。 「髪の毛に竹の細いすだれを卷くのはどうだろう」 彼は喜んで帰っていった、うちのすだれを持って… 建築の素材は建築以外のところに落ちているってことかもしれない。 なんだってそうだ、分けるから世界が狭くなる。
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8月13日 (水) [2385] 家猫43
まだらとはマンダラのことではないだろうか? マンダラのような丸で対象の家でもよかったのだが、あの形はもう形骸化してしまっていて真の意味でマンダラではない。 今の家猫の方が充分にニューマンダラだ。 南方熊楠のマンダラを思い出した。 あのスケッチはとても美しい。 わじんマンダラができたら嬉しいもんだ。
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8月12日 (火) [2384] 家猫42
24色で思い出したが、東京に住んですぐの頃、画材屋に向かった。 そこで24色の水彩絵の具を見つけた。 ニュートンのウォーターカラー。 1200円だったので早速買うことにしてレジに持っていった。 きれいな姉さんが「お会計は1万2000円です」だって。 ゼロ一個間違っていた! が、もうきれいな姉さんの前だし引っ込めない。 たまたま金あったもんで仕方なしに買うてしもうたわ。 当時の僕にとってはすごい高い買い物なんで、使うに使えない。 なにしろ部屋代が3万6000円だもん。 30年経った今も絵の具はある。 ほとんど使わずに。 見てみたが、箱も絵の具も昨日買ったばかりのようだ。
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