11月15日 (土) [2479] 家猫136
デザインとは言っても、出だしが猫なだけであとはほとんど自然環境に従順なつもりだ。 雨チラシにしても早く雪を融かそうと西側が大きい。 その形がワシにとっては気持ちいい。 どこかの真似でないし、へんな形を拒絶してないし、自然からの発想を大事にしているからだ。 ワシ、基本は自然体だと思うな。
|
11月14日 (金) [2478] 家猫135
テント屋根が鳥の羽のように広がっているので下に柱をつける。 この柱だが、木の柱ではつまらない。 今住んでいる和室の軒は大きい。 軒下に二本の太い柱がある。 昔風でいいのだが、家猫にはつまらない。 そこで考えたのが鉄の三角柱。 この三角柱、何の気なしに只シャレで考えた。 装飾はあまり好きでないので、気に入らなくなったらなんでもいいや、と思っていた。 その程度のものだった。 ところが、これが重要だという事になった。 テントにはテントをおさえる杭が必要だ。 テントの杭は斜めに打つ。 しかしテント屋根の杭は斜めにする必要はない。 そこで三角柱だ。 三角はまっすぐでも辺は斜めだから。 無意識に考えたものがこうなるとは…デザインとは不思議なもんだとつくづく思った。
|
11月13日 (木) [2477] 家猫134
このテントからの発想で屋根はテントのような屋根になった。 雨を左右に散らす『雨チラシ』なるものも考えた。 いい名前だと思う。 名前で思い出したが、この建物自体の発想が猫からきているから『家猫』。 これも好きな名前だ。 今回ユジ君から雨チラシの屋根がでかいので頬杖のような木を添えなければいけないだろうと言ってきた。 そこでこの添え木の事を『ほおづえ』とした。 最近「ほおづえ」という作品が人気だったから尚の事いい。 それから外壁の『木波』。 これがまた美しい名称だ。
|
11月12日 (水) [2476] 家猫133
今年の夏、家猫のアイデアができる前、庭でバーベキューをやることになった。 あいにく今年の夏は天気が悪く雨ばかり。 出会ったばかりの絵描きさんや面白い外人さんも来るし、みんなそれぞれ個性的ないい奴らが久しぶりに集まる。 ぜひとも面白い時間を共有したい。 雨が降るかもしれないから、家にある長い材木を木に立てかけ柱にしたり梁にしたりして、その上に大きなビニールテントをかぶせ屋根にした。 雨が降ってきた。 テントに雨水が溜まらないように別の材木を添えたりした。 降った雨がうまく流れるようにした。 火をおこすのでテントが燃えないようにした。 熱い空気が溜まらないようにした。 これが実によかった。 次の日は晴れたしバーベキューもないのに、そのテントをはずさず、ひとりしばらく眺めた。 実にいい風景なのだ。 なんか純粋に家というものを見た気がした。
|
11月11日 (火) [2475] 家猫132
建築ってなんだろう?という疑問がある。 みんなが当たり前に思っているのは建築ではないと思う。 わかりやすい例がある。 例えば、絵ってなんだろう? たぶん一般的にリアルな風景とか人物などの絵を思い浮かべると思う。 しかし、それだけが絵ではない。 それだけでは狭過ぎるんだ。 それしかないという事自体が特別になってしまう。 特別はみんなのものじゃない。 もっと幅広く自由で広大無辺なものでないとみんなに行き渡らない。 だからピカソはあんな絵を描いた。 子供のような絵だ。 これが絵だ、ってね。 おかげで絵はけっこう自由になってみんなに届くようになった。 建築も同じだと思う。
|
|
|
|
| 1
| 2
| 3
| 4
| 5
| 6
| |
|
|
|