もりわじん絵日記 2002. 9
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9月11日 (水)  [311] アマガエル

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9月11日晴れ
昨日外でお茶を飲みながら、デカ水鉢眺めていたら、アサザの葉の上に1cmぐらいのまだしっぽが少しあるアマガエルを発見した。
感動で顔がほころびてしまった。
とうとう、この水鉢から、かえったのだ−
お玉を捕まえてきてから一ヶ月以上。
ほんとに葉の上にちょこんと座るんだ。
見事な風景だ‥まるで絵だ‥作り物のようだ‥この感動は生きる喜びだ‥これこそアートだ‥愛だ‥なんちって。
‥そういや、まだ花咲いてないのがもうひとつあった、アサザだ。
このアマガエル、夜鳴くのだろうか?
ところで、自分のところの水鉢からかえったカエルってのは、なかなか可愛い愛着がわく。
もっとお玉をいっぱい捕まえてきて、育てたくなるから不思議だ。
そういや、前に住んでたとこの前の家のお父さん、子供を4人育てて「もりさん、いらない捨てるような子供あったら育てるから、ちょうだい」って言ってたし、わしの兄嫁も3人生んで、ワシのこと「神経質だから、子供育てられンかったら、育ててあげるよ」と言っていた。
世の中にャア、沢山の孤児を育てる人や、捨て猫をわんさと飼っている人もいるもんな‥
ワシなんかカエルだってちゃんと育てられるかどうか‥
今日もアマガエル君、アサザの葉の上にいる。
アリを捕まえ目の前に落としてみる。
何匹落としても食べない。
アリはそそくさと逃げる。
カエルは目の前で動くものは何でも食う、と聞いているが、まだ朝早いので調子出てないのかな?
ワニとかの爬虫類は体温が上がらないと動きが鈍いから、カエルもそうだろうか?
それと、アマガエル君、この水鉢を出生地と思いヒキガエルのようにいつか出ていき、また戻ってくるのだろうか?
戻ってきても解るかなあ、この水鉢地面から高いからな。
水鉢の中で、一匹お玉が泳いでいた。
10匹程捕まえてきたから、まだいると思うが見当たらない。
他はみんなカエルになったか、あのハゼに食われてしまったのだろうか?
ところで不思議に思うのだが、このアマガエル君、なぜかオスに思え、水鉢の中で泳いでいるお玉はメスに思えるのは、なぜだろう?
カエルは角ばっていて、お玉がまるっこいからだろうか?


9月10日 (火)  [310] 香り

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9月10日曇り
ハスの花は?
まあ〜これで咲いたのかなあ?
なんかパッとしないなあ。
中に蜂巣に似たものがあるはずだが、どうした事か、中にあるのは緑色の種のようなものが三つ‥これは花咲く途中で種が大きくなってしまったのかもしれない。
雄しべが見当たらないし、花びらもパリッとしないでシワシワ。
こりゃあ変わりもんだな。
期待し過ぎるのも考えもんだね。
期待するとパッとしない、パッとしないから期待を止める、期待がないといいもんと出会えたりする、いいもんと出会うと期待する、期待するとパッとしない‥と続く。
作品なんかもそうだ、期待されるとパッとしない、パッとしないと期待の重荷がとれる、重荷がとれるといいものが生まれる、いいものが生まれると期待される、期待されると‥‥と続く。
呼吸みたいなもんかね。
きょうは首輪の色付けが手間取った。
いつものことだが、調子こいて筆が入りづらい粘土いじりしてしまったからだ。
身体が固まりそうなので聞香盃をした。
随分前の凍頂ウ−ロンなんで、いまいち香りがよくない。
宇宙まで飛ぶはずが、ちょいとそこまで、ニ階の屋根ぐらいかな?で戻ってきてしまう。
でも、鼻の頭があったまって気持ちイイ、今日は少々肌寒いからね。
ところで今度台湾にいくというヒメノコウジサネアツ青年に、うまいいい香りの飛びそうな青茶を頼んでいる。
とても楽しみだ、期待は程々にだけどね。
ちなみにこんなのがあるそうな。
芝蘭香(シランコウ)という名前で、初めに完熟モモの香りがして、次に爽やかな蘭の香り、そのあと上等なウーロン茶の燻香味、その後は水仙の香り、金木犀の香り、杏の香り‥なんやかんや。
だって、なんかすごそう。
あ〜〜香ってみたい、香らしたい。


9月9日 (月)  [309] 自然の法則

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9月9日曇り雨
ホテイアオイは?っていうともう萎んでいる。
ウォーターポピーもハゴロモモもそうだったが、一日咲いておしまいだ。
潔いっていえば潔い、たった一日で受粉しようとするんだから‥が呆気無いものだ。
このホテイアオイの花の倒れ方がすごい。
そのまま萎んで良さそうなぐらい茎は太く頑丈なのに、わざわざぐにゃりとまがって萎んだ花を水の中に沈める。
水中に種を蒔くつもりだろうか?
スイレンなどは茎が細いから萎んだら勝手に沈んでいく。
ホテイアオイ、それができないから自力でやるのだろうか?
ホテイアオイは異国の植物というのもあるが、さすが布袋さんの名前がつくだけある。
布袋さんっていうのは、ただふくらんでニコニコしているだけではなく、何の理由かは解らぬがわざわざ花を沈める凄まじい厳しさのあるお方なんだろうな。
スイレン水鉢の卵いっぱい生んだメダカが最近見当たらない。
今日覗いてみたら、違うメダカが浮いていた。
あ〜あ、やはり金魚といっしょにしたのがいけなかったのか?
他のメダカをすくい他の水鉢に移した。
あのメスメダカ、ピンセットで油虫やるとパタパタ喜んで食べる、唯一なついたメダカだったのに‥ん〜
少々辛い‥かといって金魚を責める気はないようだ。
なんか自然の法則を垣間見た感じなんだろう‥と客観的。
庭で朝食とってたら、白いまだらの黒い蝶がとんできて食べ物の中に入ろうとする。
手で払ったが、しつこい。
とうとう、飲んでたチャイ(猫じゃないよ)に入って溺れてしまった。
何思ったんかい?自殺かいな?
すくって洗って木の葉の上に乾かしておいた。
しばらくしてから、挨拶をしにそばに飛んできた‥ように感じた。
そしてどこかに飛んでいった‥
夕食に秋のさんまのいいやつ買ってきたので、外でバーベキュー用のやつで焼いたら七輪じゃないので熱が逃げる。
そこで、炭の小さいのをガンガン焼いて加えたら、さんまの油が落ちて火がすごくなり、団扇で扇いだらますます燃え上がり、ギャーいったい、どうするんだー。
真っ黒こげになってしまいました。
これって結構難しいものなんだ‥うまかったけど。


9月8日 (日)  [308] おかまの布袋さん

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9月8日晴曇雨さまざま
じめ〜っとしています。
ハスはまだ咲かず、いじったらまた一枚花びら落ちてしまいました。
もういじるの止めよう‥植物も動物も人も粘土もいじり過ぎるとつまらないものになってしまう。
ところで、驚いたのはホテイアオイの花。
吃驚しました。
こんなにきれいで不思議な模様の花とは‥
ホテイアオイっていう名前は、葉の根元が七福神の布袋さんのお腹みたいにプクッとふくれていて、青々してるからついたんだろう。
だから花は目立たんつまらんものだろうと思うじゃないの。
そしたらなんと、とんでもない、何がホテイだよ!
はではでのビラビラで、これじゃアおかまのホテイじゃン。
この間ハーブ子ちゃんとこいった時、ホテイアオイがでかいんで、すごいなあと感心して見てたら、全然いじってないんだって‥やはりそうか。
花咲いたわよって言うんで、どんな花って聞いたら、紫の‥図鑑に載ってるわよ、だけだったんで、たいして期待もしてなかったんだけど、これは聞かないでよかった、図鑑見ないでよかった。
人は知識でばっかり物事知って、解ったと勘違いし、ほんとの姿は何も知らない‥もちろんほんとの自分の姿もね。
自分を知っている人なんか、この世にいない。
知っているという人はたいてい騙されているか知ったかぶりか自惚れだ。
なぜなら、知っているというのは過去の知識であって、今生きているこの身を過去が完全に把握できるわけがないからだ…
ざぐりという名の作品に絵付けする。
この作品は、随分前、ボーカリストの福岡ユタカことエンチャンに「ざぐりとしたのがいいなあ」って言われ、ざぐりってなんだろうと考えあぐねつづけ‥
ある夜、エンチャンの顔した円空さんことエンチャンが枕元に舞い降りてきて、おたけんだ「ざぐりとやりゃアいいんだよ、ざぐりッと」‥と言う事でざぐりと作ってみた‥なんちって。
この作品は描いてて楽しい。
エンチャンは自分のホームページでおたけんでるから検索して見てね。


9月7日 (土)  [307] サバトラ

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9月7日小雨
ヒキガエルは?と見たら‥とうとういない。
昨日の夜の雨でどこかへ出かけたみたい。
猫や車にやられなけりゃアいいんだが‥
早く帰ってこ〜い。
今日こそはハスの花咲くかと思いきや、まだ耐えている。
あっ!とホテイアオイの紫の花芽が出ています‥不思議な花の付き方するんだ。
しばらく前にウォーターレタスの、これが花なの?という程小さく葉の色と同じような地味な花も咲いた。
ハンゲショウはいまいちどうでもいいから、あとは期待のコチョバスだけだ。
とかいって、ハンゲショウすごかったりして‥
今日はみっちり絵付けをしました。
途中身体が固まって背中とかが痛くなるので、血液の循環をよくするため伸びがてら、小雨の中、ヒキガエルを探しにいくのだが見つからない。
そういや、見た事ないでかいサバトラの猫が庭でチャイとにらみ合いをしていたから、ヒキガエル食ったのアイツだろうか?
それにしてもでかい猫だった、チャイの2倍近くあるかんじ。
一度庭から追い出したのだが、しばらくしたらチャイが唸っているんで見たら、また来てた。
けっこうしつこい、猫って感じじゃない、あまりにも堂々としている、立派だ。
いつも他の猫にちょっかい出したり出されたり、結局突かれて帰ってきては悔し泣きしながら、助けにこなかったワシに当てつけがてら、うっぷんばらしに手当りしだいふすまや靴や引き出しなどにスプレーするチャイとは大違いだ。
ほんとにチャイは困ったものだ。
隣のメスにも、家のメス共にもからかわれてはカーッとすぐ怒る。
それで腹立てて悔し泣きスプレー‥ヒステリックグラマートンだね、こりゃ。
それでも諦めず、毎日毎日同じ事くり返すから、こたえないバカだ。
いいかげん止めればいいんだが、昨日の事は覚えてない‥だからぐっすり寝て元気もいい。
幸せっていやあ幸せもんだ‥ただ己の事しか考えてない、己だけで閉じていて了見が狭い、感情的だ。
…輪廻の檻(己)の中にいるって事には気付かない。
猫だからね‥知恵ありそうな人間だって気付かないんだから、猫はなおさらだ。
しかし、チャイのやつ、生まれてこの10年、今日は一日ずーっとスッキリ気分よかった、ってのはあったのかな?
まるで、人類始まって以来、戦争を止めた事のない地球人と同じだ。
人間は他の動物とは違うとかいうけど、ほんとかね?服着てるだけじゃないか‥


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