もりわじん絵日記 2002. 10
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10月21日 (月)  [345] SFX

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10月21日雨
ず〜っと雨降りだね。
不思議な事に、うちの柿だが渋いのだ。
甘い柿だと思って毎日食ったり知人にもいっぱいあげたけど、なんで今頃渋くなったのだろう?
雨が降り続けてて陽が射さないからだろうか?
という事は、やっぱり、早いうちにもいで箱に入れて暗くして寒くなったら干す‥
それとも、ワシがあんまり干し柿干し柿言ってるから、柿の木も‥
「何いってンだよぉカキ、まったく、昔はねカキ、全部渋柿だったんだヨカキ、あたしゃア頑張って甘い柿になったってのによぉカキ、甘い柿だったら喜ばれていいのにカキ、まったく、このくそハゲガキはカキ、なんでカキ、わざわざ渋柿がいいなどと言うのカキ、いいカキんにしてよカキ、甘い顔してりゃあいいカ気になってカキ、カキカキカキカキカッキッカキカカイカイキカキぷいっ」
このように切れちゃってふくれちゃったもんで、しぶ〜くなっちゃったのかいな。
ところで4代目、ゆっくり君とはかなり距離が近づいたみたい。
これでよしと‥次はモミジかな?とちょっかい出し始めてる。
ところがモミジは手強い。
なかなか2階から降りてこない。
四代が2階にソーッと上っていって、顔会わした時なんか、もうあの驚いた顔はSFXで作ったようなすごさ‥イヤー笑っちゃったね。
それでも、モミジ、しっこやウンコせねばならんから、物音たてずに探りを入れながら、階段を降りるのだが、ヨンダなかなかいたずら好きの賢さを身につけていると見えて、踏み板の下に隠れて待ち伏せしている。
モミジ、ハッと発見して後ずさり‥
モミジも、いつまでも自閉症してないで、膀胱破裂するよ!‥その辺りにするなよ!


10月20日 (日)  [344] 勘

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10月20日雨
ゆっくり君、今日も1日大好きな缶詰めは食べない。
でも、4代目が鼻先をくっつけうなりもしないのは、ゆっくり君だけだから、いつか仲良くなるのかもしれない。
ゆっくり君には、何か親近感があるのだろうか?
あんなちびっ子なのに、4代目はゆっくり君だ〜い好きとなぜ解るのだろうか?
見た目かな?匂いかな?ムード?
人間だって相性の善し悪しはなんとなく勘で解る。
ましてや猫などはバリバリに勘が冴えてるでしょう、それも捨て猫同志だからね。
勘などどこかへ捨ててしまったような人間は、血液型や星座やその他の様々な占いやさかしらな知識に頼って相性を見るけど、かなりはずれる。
はずれるから、また別の知識を探し頼る。
どこまでいってもピタッとフィットしない。
それもそのはず、様々な占いや知識を選んでいる本人に勘がないからだ。
勘が悪いから占いや知識に頼るけど、その占いは冴えない勘で見つけたものだからフィットしない、フィットしないから新たな占いや知識を‥
と、ぐるぐる廻る。
目が廻るから、ますます勘が冴えない。
占いや知識は空の雲のようなもので、今日の天気みたいなもの。
…雲がなければ澄みきった青空が冴え渡るのに‥
4代目が、もうこの家に慣れ走り回り、夕方、ゆっくり君を追いかけたりしたから、だんだん2匹の距離は近づいていると思うのだが‥
そういやモミジはというと、2階から出てこない、自閉症化している。
ちびっ子4代目、真ん丸になる程食べているのに、うニゃうニャねだる。
夜、人間の夕飯の支度をして、4代目が狙いそうなものはかたずけ、ちょいと目を離したスキに、流しに上ってなんか食ってる。
なんと、納豆食ってる、こら!と叱って、冗談だろうと、納豆を目の前出したら欲しがる。
ちゃんとやったら、よく食うわ。
納豆食うんだ、この猫、それもタレなしの素の納豆がいいみたい。
関係ないけど、チャイはギンナンを食う。


10月19日 (土)  [343] 4代目

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10月19日曇り雨
昨晩はワシの枕の上にちょこんと丸くなりゴルゴは寝ていた。
ゴロゴロと耳元でうるさかったが、ふわふわした毛が僕の涼しい頭を暖かくしてくれた。
名前だが、今までトムキャット柄の猫で仲良くなったのが、1代目がニューヨークのアパートにいた大きな堂々とした強そうなオスでゴルゴ13の名を取ってゴルゴ。
2代目が世田谷の自転車で通るところに一日中外に出されていた飼い猫で、真冬でも平気で外でゴロゴロしていたゴルゴ。
3代目は、世田谷の羽根木公園に捨てられていた生まれたばかりの子猫ですぐ死んでしまったゴルゴ。
そして、4代目がこの猫で交番の前に捨てられていたらしい。
近くのサバトラや寅吉に負けない猫になって家を守って欲しいので、4代目ゴルゴと名付けたのだが‥ゴルゴは呼びにくいので、ゴンちゃんになり、それがごはんと聞きまちがえるのでゴルゴンとなり、これが早く呼ぶとドロボウと聞こえるのでコルコンと変わり、どう?イマイチだね、という事でイマイッチってのは?
あ〜、もう、どの名前もイマイチだが、名前は呼ぶもののココロではないか?
という事でココロンと変化したが‥結局、4代目ゴルゴに戻り、戻ったはいいがゴルゴは省かれて‥4代目だけとなった。
ゆっくり君はというと、2階の部屋から出ずメシも食わない。
何よりごは〜んと呼ぶと駆けてくるゆっくり君が、エサを目の前に置いても食わない。
ひとり孤独にジーッとしている。
昼過ぎ庭に出てきてちょっと遊んだが、4代目を発見してやる気を無くし、1日中いじけてた‥
ワシが実家に帰った時のこと、そこには兄が嫁さんもらい1番上の子供が6歳ぐらいなっていた。
姪っ娘とふざけ遊んでいたが、調子に乗り過ぎ、姪っ娘に怒られちゃって「おんちゃんなんか、あたしんっちから出ていってよ!」と言われた。
ここはワシの家なのに‥そうか〜ワシの両親がいなくなったら、ここは‥
その時、ほんとは帰る家などないんだと気付き、僕の中で遅ればせながら自立というものがポンと芽を出した。
ちょうど、猫を作り始めた頃だった。


10月18日 (金)  [342] 新参猫

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10月18日雨の後の
そんな天気で、干し柿見たら、表面は固くなってややいい感じ、だが少々湿っぽい。
ちょっと試しに食べてみたら、なんと干し柿のあの味‥でも中がドロドロ。
家の中に入れ一応扇風機に当ててみる。
皮作りのさっちゃんからTELあり、干し柿のことを聞いたら、いろんな柿で実験してた大先輩だった。
甘柿はまだ気候があったかいうちに熟し、渋柿は寒くなってから熟すので干すのに適した気候になる。
だから、九州でも干し柿はできる。
では、甘柿を結構固いうちにもぎ、暗いところにおいて気候が寒くなるのを待って干す、ってのはどうかな?
さあ?‥まあ、また実験してみましょう。
ところでうちの母親が言っていたのだが、ある程度干したところで冷凍庫に入れてしまう。
解凍して食うと結構いけるらしい。
これは中途半端な干し柿の中の水分が凍ってしまい寒いところで干したのと同じ環境になるからではないだろうか?
という事で一個冷凍してみる事に‥うまくいくかな?なにせ甘柿だから‥
ところで、さっちゃん、電話の用件は?
知り合いの獣医さんとこに捨て猫がいるからいらないか?
トムキャット柄、と聞いたので見に行く。
トムキャット柄は前に拾ってきた猫で病気がひどくすぐ死んでしまったから、なんとなく興味があるのだ。
獣医さんとこ着いて猫見たが暴れん棒のメス‥ピンとこなかった。
ところがその側にもう一匹捨て猫が居て薄い毛色のトムキャット柄‥オ!かわいい、でもオス、ん〜どうしよう?
オスはチャイのスプレーでまいっているので止めようと思ったが‥
もらっちゃった、ついでにチャイの耳の薬ももらっちゃった。
家に帰って、さあ、うちの猫と御対面。
チャイは無視してメシを食う。
後の2匹は驚いてメシも食わず‥さあ、明日からどうなる事でしょうね。


10月17日 (木)  [341] 大眠り猫

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10月17日晴れ
昨日は夕飯にとサンタフェからお誘いがあったので、ジャグジーの露天風呂にでも入らせてもらえるかな?と海パンもって出かけた。
でも、飲んじゃって風呂入るチャンスを逃してしまった。
そんなわけで疲れが抜けず、朝から目眩がする。
昼過ぎ、サンタフェマミーがいらないドでかい段ボールをあげるからと持って友人のアートディレクターのサナさんとやってきた。
サナさん、猫とかちっこい作品は好きでないといいながら、なぜか、大眠り猫に感動していた。
サナさんは、フォンタナとかの抽象的なコンセプチュアルうんぬんのような作品が好きらしい。
ちなみにフォンタナって作家は、キャンバスをナイフでちょっとだけ切った作品を発表した人。
‥もう何も描けなくなった時、この2万も3万もする高価なキャンバスを‥フォンタナさん、ナイフで、ピッ、ツーと切っちゃった。
僕なんかも以前はキャンバスを前にすると、何描いても全然いいと思わないものだから、何を描いていいか解らなくなったりし‥そんな時キャンバス、ぐちゃぐちゃにしたくなる。
フォンタナさん、ツーっと切っちゃった、あ〜あ、あ〜あ、やーちゃった、やっちゃった、あ〜あ、なけなしの2万が、パーだ、パーだ、フォンタナ、頭がパーだ‥
ところが、頭切れちゃったフォンタナ、何かを知った感じ‥それがその時代の作家や新し物好きなどに勇気ある行動だ、とかなり、これぞアートとかになっちゃったんだろうね‥
サナさん、この大眠り猫にそれに近い何かを感じるのだろうか?
この大眠り猫は猫作り初期からあり、当時の僕は、猫とはこのように大眠りするようにしか見えなかったのだ。
だからかえって、猫に興味ない人でも、安らぎとはこんなものだろうなあ、パーとはこんなもんだろうなあ、楽だ−、いいなあ、と入っていっちゃうんだろうかね?
よくよく猫を観察しても、生猫はこのような形態にはならない、いくらデブ猫でもこうはならない。
まあ、興味のない猫を超えて、いいと言ってくれて、アートディレクターの血が騒ぐらしいから‥面白い新たな動きが起こるといいなぁ〜


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