11月4日 (木)  [3202] 公美堂32

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 時間が経てば公美堂で起こった面白い出来事や下らん事、ダラケに怠け、集まってきた売れそうもない芸術家達のアホや馬鹿騒ぎ、出世欲や金欲、情欲や性欲、諸々の我欲、我ついでに無我などもあっという間に記憶から消えてしまう。同じ記憶を持っている友人などもいるにはいるが、みんな今が忙しく、内面はもう会う事もないぐらい遠く離れてしまって、あるのは自分の記憶だけだ。それを忘れてしまったらそれはなかった事と同じだ。自分には多少妄想や空想癖があるから起こった出来事も知らず知らずのうちに変化し無かった出来事まで追加してしまうだろう‥‥それは面白いから別にいいか。どうせ自分の記憶など本当かどうか判断できないのが本当だ。