10月23日 (土)
[3190] 公美堂26
「どしたの?」と。高野さんは、僕の顔をジッと見つめ、一人で勝手にハッとして、「あぁ」と。今度は覚えていた。しかし、どこかに行ってしまう僕が吐いた「旅行」という言葉は言わないことにした。この言葉を言うとまた旅に行ってしまい、ただ無駄に時間が過ぎるだけだ。これなら一人で食事をした方がましだ。でも一人の食事でこんな不思議なネタが目の前に現れることはなかなか無い。