1月20日 (火)  [2546] 猫語り14

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 自伝的とはいうけど、本当にこれって僕だっけ?と思う。視点を変えれば同じ行いだってまるで違うようになる。私小説とか言うものって、自分というものをまるで違った人物に置き換えるための作業なのではないのか?とか思ったりする。例えば、適当にウソついた話しが面白かったので、何度か話しているうちにそれが本当なのかウソだったのかが解らなくなることがある。いろんな記憶があるけど、これって全部が本当なのだろうか?まあ、どっちでもいいんだけど、どうせ、全部記憶と言う曖昧な世界の話だから。