9月17日 (月)  [2067] よそ者

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庭の池には金魚が5匹いる。タンチョウとリュウキンとアズマニシキと2匹のワキン。その他に新潟から仕入れた4センチぐらいある大きなメダカが数匹。時々えさをやる。この間えさをやってたらメダカにしてはかなり大きな黒っぽい魚がいた。「あれ、なんだろう?」確かめようと発見したあたりに目を凝らした。やはりメダカだったようだ。と、その時は思っていたが、それから一週間後、また発見。メダカではない。6センチはあるし、幅もある。色合いも黒っぽいのだが、メダカとは黒の質が違う。腹の方は白い。形はワキンだ。という事はワキンの子だろうか?今までメダカの子は生まれ育ったが、金魚の子は見た事がない。いつ生まれたのだろう?ずいぶん前からいるような大きさだが?
うちの金魚はえさをやろうとすると集まってくる。指を突き出すと指をチュパチュパしてくれる。ところが、その黒ワキンはえさをやっても顔を出さないし、いるのかいないのかも定かでない。
不思議なのは、その黒ワキンをよそ者だと思う自分がいる事だ。他の金魚こそが他所から買ってきたり貰ったりしたよそ者で、この黒ワキンはれっきとしたここで生まれた俺んちの子なのだ。なのにいまだによそ者に思えるし、黒ワキンもよそ者のように用心深く顔を出さない。