4月6日 (金)  [1903] 天気予報

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花見で気付いた事がある。天気予報はいつもはそんなに気にならない。しかし花見の時期になると2週間も前から天気予報は心まで左右する。旅行やデートなんかも天気に左右される。でも、天気によってせっかくの計画がダメになってつまらないかというとそうでもなく、ハプニングなどが起こってデートでは愛が深まったり、より面白い思い出の一日になったりする。何が起こるかわからないから面白い。未知なるものだ。
天気というのは人間がそう簡単に予想できるものでない。なんでもない日常のものなのに大の科学が血眼になっても明日の予想すらできない。あの大空を超えて宇宙にいく時代といっても目の前の空がわかっていない。宇宙といってもちょっと先だけどね。海でいうなら子供がパチャパチャしてるそのあたり。この天気は人の生活態度で、例えば環境に対する横柄さによって気象異常など些細な事以上の天変地異をもたらす。昔、雨乞いや祈雨というのがあった。田畑には雨が必要だ。だから雨水を貯える森が大事だった。これで森も平野も潤っていたわけだ。
雨乞いにしろ天気予報にしろ人間は大昔から現在まであいもかわらず大空に左右されてるわけで、何も変わってない。過去はよく理解できるようになったが、だれも明日はまるでわからないのだ。
いつだって一寸先はわからないから闇であり、何が起こるかわからないから光なんだろう。