1月27日 (金)  [1471] バレバレ

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一昨日の話の続き。
わじん選手らは、ポチ君が幼いオイラを両手で転がしているところを発見して、これはもしや、捕まえた鳥を弄ぶしぐさ!喜びの猫踊りだ。やばいのでは?食っちゃうのでは?可愛がって育てていると見せかけて、実はエサ。ちょっと目を離した隙に食っちゃって、知らんぷり。「ポチ君、イゴはどうした?」ポチ君、にゃーにゃー言い訳こくんだろうな。「ボクも探しているんだよ。いなくなったの〜。大切に育ててたのに、どこかへいっちゃったの。心配で心配で。メシも喉を通らない。あっ!チャイちゃんが食ったかもしれない。なんてひどいことを‥。悲しいよ、寂しいよ。ボクにはどうしようもできなかったんだよ。ほんとだよ。ボク食ってないからね。絶対食ってないからね。あれ、主人はボクのこと疑ってるの?もしかして。嘘だ〜。ボクを信じて。ボクがそんなことするような猫に見える?」なんてね。完全に信じられてない。わじん選手らが出かける時はオイラをポチ君の目の届かない箱の中に入れて出かけた。まあ、運良くオイラも食われることもなくポチ君にいろいろ人間のことや犬のことを教わりながらここまで育ったさ。「いいか、イゴ。人間は皆嘘つきで騙すから騙す側にたて。疑ってかかれ。身勝手ですぐ飽きて叩いたり蹴ったり他所に捨てたりするからエサくれる人間の前では愛想笑いを絶やさず媚びてゴマするんだぞ」などなど。今になってみれば、たいした役には立ってない。どうでもいいことだ。いまだにポチ君はわじん選手らにゴマすったり裏で陰口叩いたり、弱いくせして偉ぶったりしている。バレバレなのに気付いてない。身体でかい割りには心臓がアリより小さい、小心猫だ。