1月22日 (日)  [1466] 足

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 fine
山は昨日降り積もった雪でとってもきれい。ヌシらは雪掻き。世間も雪掻き。
ところで、ヌシは今年に入ってから毎週死んでいる。毎週生まれ変わっているというか、同じ悪行の輪廻の中を彷徨っていると言った方が当たっているな。初めの週は庭木の剪定で死んで、次の週が食あたり、そしてこの前の人間ドック。それらは全て仕事以外の事だから仕事は順調なんだろうが仕事以外の時は慎重に、って事だね。「外出るとやけに歩いているおあばさんが多いな。こりゃ、皆人間ドック入ってあの老医者に歩け!って言われたんだろうな。ありゃあ口癖だな。歩け歩け運動推進委員会の会長でもしているんだろうか?皆乗せられて歩いてんだな。医者が言わなきゃ、なかなか歩かんからね、人々は。ワシャ、乗せられんぞ−」なに言ってんだ、ヌシわじん!運動不足なんだから歩け!現代文明人の悩みはいろいろあるしいろんな解決方法も提出されているだろうが、悩みの原因の原因は歩くことを止めようとしていることにある。脳みそのてっぺんは足の神経らしいから、歩くことで頭のてっぺんから活性化する。一番下は口なんだな。言葉だよね。足怠って言葉覚えて頭よくなろうとしてもてっぺんはスカスカ、デコだけが大きくなる。デコは前には進むが天には行かない。だから全体が見えない。地面離れちゃって地に足がついてない、浮き足立っちゃっている。これじゃァ、すぐにも倒れてしまう。なぜか人は天に向かい全てを見たいから都会ではデコ使って一生懸命バベルの塔を建てている。けど倒れそうだ。そんな不安抱えて生きてるものだから不幸だ。歩けば脳のてっぺんが働き地と天が繋がる。天に向かえば俯瞰して世界全体が見えるというもの。わざわざバベルの塔を建てることもないわけだ。天地創造に金も力も企てもいらん、歩けばあっという間さ。やっぱ、歩け、わじん!老先生の仰ることはもっともだぞ。人間共よ、口に頼らなくなるまで歩けや!サカリの猫をうるさいと嫌がるけど、君たちはいつもサカリついているようにうるさいんだぞ。ほんま、しゃべるな!