1月19日 (木)  [1463] おてんとさん

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very fine
ヌシは朝の6時ぐらいから目を覚まし布団の中で沈んでいる。こんなに早く起きたことなどないんじゃないか。時々死んだのかと思うほど静かになったり、今にも死にそうな長〜い深〜いため息をする。今日が一日人間ドックの日だ。二日間のウンコを持って昨日からメシ食ってないので痩せこけて朝早く出かけていった。歩いてすぐの病院なので、昼前に一度帰ってきた。「まいったな。バリウム。ア〜吐きそう。まったく、胃の検査のバリウムなのにオナラしたらバルウムが下から出ちゃったよ。ゆるいな〜締まりがないな〜儂。情けない」などと言いながら服脱いでシャワー浴び下着にパンツ洗濯している。上り下りだね‥猫語。喜んで木に登ったはいいが降りようとしたら思ったより恐い。緊張して下る。緊張し過ぎの下痢のこと。でも出かけた時の顔とはだいぶ違って明るいから一安心なのだろう。すぐにまた出かけ、総てが終わって帰ってきたのは昼をとうに過ぎていた。「まいったな。どこをどう歩こう?痩せているのにコレステロールが高い、食生活はいいから運動不足。一日一時間、週5日歩け、ってさ。やっぱ、籠りっぱなしで家の外出ないもんな。よくないわな。なんか意味なく歩きたくないな〜。飽きるんだよね。うっ、またきた」と、ヌシはバルウム出しにトイレに駆け込む。「バナナシェイクみたい、いやいやありゃ、ドリアンだな、臭いし、ガハハハ‥」まったく陽気だ!朝の沈みようはどこへやら‥。夜は緊張してたせいか「胃が痛い尻が痛い。まったく病気でも何でもない健康体だったのに、わざわざ病院で検査したから病気になったみたいなもんだわ」と、今度は沈んでる。なんか、おてんとさんみたいだね。