9月29日 (木)  [1351] 金の栗

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 fine
おぉ、久しぶりの晴れですね。清清しいような、春のような、心地いい陽気です。
さて、待ちに待った栗拾いに行かねば。去年は、この時期来る福のイベントがあって10月入って栗拾いに出かけ、ぜんぜんだった。一昨年は、10月入ってすごいたくさんの栗を拾い、山暮しの楽しさも味わった。今年は、どうだろう?家の隣の栗の木はまだだからね。でも、山の方は寒いから、コジコジ。弁当もってハイキング気分で出かけた。なんと、いつもの栗の木の下は、もうとっくのとうに拾い尽くされていた。がっくりしながら、川の前でせせらぎの音を聞きながら昼飯。少しは落ちているだろうと、栗の木を探して林の中に入っていったら、ぽつりぽつりとあった。そのうち、小粒だが結構な数になった。すると、そこにおじいさんの形をした山の神様がやってきて大きな金の栗をいっぱい置いていった。なんか、難儀しているワシらを見るに見兼ねて、神の国から持ってきてくれたのだそうだ。ありがたや、ありがたや。山に入る時、入り口の小さな祠に無事を祈ったのが幸いしたのだろう。帰りに、祠にありがとうをいって帰った。帰って気付いたのだが、軍手が無くなっていた。そういや金の栗はやけに濡れていた。山の神様、濡れないために軍手が欲しかったんだ!ってことにしよう。
その頃、山の中では、白い軍手が寂しくポツンと‥