9月12日 (月)  [1334]　１００点 　fine 昨日は選挙で、どこもかしこも胸騒ぐやつらがいっぱい。勝った負けた、掴んだ掴み損ねた、栄えた落ちぶれた、点とったとれない‥。 ウソっぽい表面上の事で騒がしいのう。子供が学校で１００点とることが人生の最大感心事のように‥。そんなんで１００点とって威張っている子、好き？１００点とった僕は偉いのだ。君らも１００点とりたいだろう。僕の言う事聞けば１００点とれるぞ。１００点とらなきゃみじめだぞ。人間の価値は１００点をとることしかない。１００点、１００点‥ しかし、よくよく眺めてみると、この１００点って誰もが求める本当の１００点ではない。だからなんかたいした事ない様な気がするんではなかろうか？どうせ１００点とりたい欲があるなら本当の１００点とれよ。そんな事わかっているけど、まずはここで１００点とって勝たねばならない、とか言うから、わかってない。人はこうやって大切な事は未来にまわして、幻の未来の為に今を一生奔走する。だから、本当の大切さは生涯わからない。わかっているよと言っているのに‥ だいたい、何故にこのような選挙などするのかといえば、民衆の不安をおさめたいからだろう。なのに、民衆の胸騒がして勝っても負けてもハラハラ不安だらけとは、基本が間違っているのではなかろうか？未来は君も１００点だという幻の様なエサに乗せられ、現実逃避を当り前のようにすすめる。これではあいも変わらず精神は貧弱で育たたない。民衆の精神を育てる事が先決だと思うのだが‥ まずは、そんな１００点小憎らに振り回されない精神を育てようぜ！