3月3日 (水)  [807] すっぴん

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くもり晴れ、寒いっす。
朝早く本棚作ろうと思って作業着に着替え準備までしたが、よくよく見れば本棚の柱にしようとしている所に電気のコードがまとまってある。
昨日の電気ブチッの問題がこの辺りにあったら二度手間になるので今日は大工止め。
アトリエの床暖だが、早朝4時間夕方2時間お湯を回して、室温が15度、湿度が52%。
暖房器具のないビニールハウスの中が14度、他の部屋が9度、外が9度‥エ!家の中と外、同じなんだ。
こうやってみるとビニールハウスが一番経済的である。
ただ単に野天にビニールで囲んだだけなのに‥
でも、いつもビニールハウスで昼飯食ってたのに、ここ何日とアトリエで食っている。
前はよほど寒くならない限りビニールハウス、少しの寒さぐらいならストーブつけて食っていた。
今は、アトリエ‥せっかく床暖やっているんだから、もったいないっていうのもあるけど、このニュー空間かなり気にいっているのだ。
それに、今、ビニールハウスは油土だらけでのんびりできる空間ではない。
さて、この間の続きの油土いじりをビニールハウスでする。
けっこう体力使うので、だんだんと汗をかき気分がよくなる。
この後のコーヒーが、またたまらんくらい旨いんだよね。
これは頭と身体のバランスがいいからだろうね‥流汗悟道ってやつ。
…大抵、人間の頭脳ってのは、自然を邪険にして排除しようとする。
例えば、自然から与えられた髪を染めたりマニキアしたり化粧したり整形したりして、どんどんもともとの自然の流れを止め人工的にしようとする。
いくらやっても、自然の時間がくればシンデレラと同じで顔がシンデルネになり苛立つ、険が出る、ますます人工を施し悪循環をくり返す。
自然はどォ〜んとあるから人工では所詮すご〜イ満足は得られない。
ところが、記録や体力作りという人工価値であるスポーツではないところで汗をかくってのは、どっぷり自然に浸って心身共にスッキリ満足する。
これはすっぴんの美しさみたいなものだろうね。