3月27日 (土)  [830] 成虫

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晴れぇ〜てはいるが、水鉢に氷がはっている。
しかし、だんだん暖かくなって春の陽気です。
ビニールハウスの屋根もビニールも全部めくりOPEN。
メダカも騒ぎ始めています。
家の中の金魚鉢で飼っていた4匹の赤ヒレを池に放す。
今まで小さい水鉢が世界だったので、こ、こんなに世界は広いんだ!と驚き、4匹固まって金魚鉢の大きさ以上には広がらないでいる。
いつになったら、バラバラになって池中を泳ぐのだろうと変化を期待して眺めていたが、一向にそうはならず、しょうがないから諦める。
池には最初赤ヒレを3匹飼っていたが、冬の間に一匹になってしまった。
それがどっかにいるはずなのだが、見当たらない。
赤ヒレにしろヒメダカにしろ、強いといわれてるものがいなくなっている。
人間が観察している水槽などの実験では強いのだろうが、現実の自然状態では、やっぱ、一番ではないものが大自然にフィットし自然に選ばれるのかもしれない。
白を知りつつ黒にとどまる、と云う言葉はこのことを表しているのだろう‥ワシの大好きな言葉である。
昼ゴロ、ピンポ〜ン、といきなり虫男がやってきた。
床暖やビニールハウスに感動してる。
なんか、春先になって羽化する前なのか身体の具合が悪いらしい。
36歳、この年令は羽化の準備でサナギになる頃、身体中の細胞が固まってしまう。
頭はいつものように一番目の欲に向かっていきたいが、身体が固まっているので不安な気持ちでいっぱいになり、ますます具合が悪くなる。
こんな時は、頭の欲を喜ばすことではなく、肉体の細胞1つ1つが喜ぶ方向の事をして、成虫(無私に成る)をめざそう。
まあ、それは汗かくような適度な運動ですかね、もしくは爽やかな労働なんかもいいね。
よし、それではと、昨日ジグゾーで切り抜いた猫型全部をヤスリで磨いてもらう。
2〜3日はかかると思っていたものが、夕方暗くなるまでやり、終わってしまった。
これは嬉しい、夜はビニールハウスでディナーとなりました。