3月24日 (水)  [827] 040324 光背

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晴れのち雨。
昨日の粘土練り力仕事のせいで、腕、肩、首が痛く、おまけに頭が重い。
今日は、SS(スーパースタッフ)、ビニールハウスで油土で作ったうき猫の巨大版、超幸福猫と名作猫神様の少し小型版を石膏取りするので準備。
石膏取りは夜までかかる。
昼過ぎから雨となる。
前は、雨降ったら石膏取りなどはできず、天気予報と相談してやっていたが、このビニールハウスのおかげで、大丈夫。
ビニールハウス、ほんといいわ。
石膏取りはもちろん、仕事場として抜群、真冬でも暖かくパーティOK、食事も楽しく、普段は庭を眺める憩いの場でもある、雨だろうと雪だろうと‥名作とは、これかもね。
さて、お仕事、お仕事。
この間いじった『アヤシイヤス』と昨日の植木鉢の内部の粘土抜きをする。
アヤシ、けっこう複雑な形をしているし、でかいので思ったより大変、底から抜いてゆくが、頭の内部にほじくり道具がとどかないので後頭部に穴を開けてやる。
‥仏像の光背は台座から棒で伸ばして取り付けているのが普通。
ところが法隆寺の仏像は光背が頭に突き刺さっている。
これについて梅原猛さんが「隠された十字架」という本の中で、聖徳太子の怨念を閉じ込めたものではないだろうか?仏師とあれど仏の頭に棒など刺すのは畏れ多い、云々‥
ワシだったら、頭に棒を突き刺すことも台座から棒をたてることもしないように思う。
後ろや横から見たら格好悪いから、なんとか、別の方法をひねり出すように思う‥どうするかわからんけど‥
頭の中身をほじくりながら、そんなこと考えていた‥