2月29日 (日)  [804] 福祉

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くもり。
今朝は群馬の疲れを癒すためのんびり起きる。
近所で市民のなんとかの集いみたいのがあり、もちつきにウドンこね、たまにはこの街のなんたるかを眺めてみようと昼から出かけてみる。
バスが通らない地区の人たちや車を運転できない年寄りや病気になった時の移送手段に付いての話し合い。
そりゃ、バスも通らないとなれば、タクシーしかないわけで、金がかかって大変、村でなんとか助け合わねば。
なぜか、こういう話し合いは別にこれといって面白くない、眠い。
昔は、白タクというのがあってタクシーとは関係無く安く運んであげたりしたもので、それではタクシーが気に入らんなど、いろいろ問題があり禁止になった。
しかし、またボランティア・福祉として条件付きみたいで国の許可がおりたらしい。
でも、まだまだ問題が山積みらしいが、何のことはないと思うのだが‥
移送してもらいたい人はだれなのかがわかれば、あとは運びたい人を探せばいいだけ。
営利目的でないならさっさとやっちゃえばいいわけで、問題があるならその都度クリアーしていけばいいのでは?
まあ、だいたい話は聞いて、帰ろうとしたら、最後に座談会らしきものがあるというので出て下さいと「あなたも年とって車が使えなくなったら、映画にいきたくても行けない、買い物だって行けなくなるでしょう?」と。
ん〜、自分がそうなったらっていうのが基本になっているってのが気に入らない。
結局自分のためにやっているのかい?
福祉というものの前にある原点というべきものが、自分のためというのなら、それは福祉ではあるまい。
甘えた、ぬるいエゴではなかろうか?
帰って粘土いじり。
たまたま『まことの福祉』というタイトルがぴったりの作品ができた‥自分にできることはこれくらいですね。