2月24日 (火)  [800] 愛別離苦

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まあ、晴れだね。
庭をひと回りしてたら、コブシの幹が大きく虫食ってるような‥
ちょっと登って眺めたら、なんともひどい!
太さ10cm長さ50cm程の幹の上半分がなく木の粉になっている。
それでもコブシは虫食いを越えて上へと伸びた枝からつぼみを膨らましている。
2個程、紅の花びらが出かかっている。
木の粉を取り除き、剪定バサミでほじっくって見たら、1cm以上のベージュの丸くなったクワガタやカブト虫の幼虫の小さいやつって感じのイモムシ4匹発見。
ノコとノミで虫食ってる所を取り除きロウをたっぷり塗り、外科手術は終わった‥大丈夫だろうか?
去年、庭作りに励んで池なども作り、このあたりの太い根をたくさん切っちゃったから木が弱くなって虫にやられたのだろう。
この虫は缶に入れとって置き、何の成虫になるか見ることに‥
今日は、ビニールハウスで油土原型の全体像をおおよそ完成させる。
こうしてやってみると油土いじりもまんざらでもない。
粘土いじりは水粘土なので、乾くのに注意しながらいじらなければならないが、この油土というものは、そんなの全然へいちゃら、思っいきり大胆にできる。
ま、昨日自由というものの手ごたえ掴んだので、結構何やっても楽しめるんだろうね。
夕方、昨日の続きの20キロ粘土をいじる。
できて中身をほじくった作品の頭に穴をあける。
身体の中に上を眺めた泣き猫を入れる。
これで、頭から光が入りスポットが当たり、中の泣き猫の悲愴感が倍増する。
頭の穴の縁に眠り猫を置く。
これで、OKと風呂入る、ふと、いや、違う、と気付き、風呂から上がり、頭の眠り猫を取り除き、そこに穴の中を覗き泣く小さな泣き猫を置いた。
あ〜いいわ!泣ける、タイトルは『愛別離苦』となった。