2月22日 (日) [798] 不安 すごい陽気です。 夏か〜?と思ってたら夕方から久方ぶりの大雨。 この陽気と昨日の老酒で頭がボーッとしてダウナ−な考えしか浮かばん。 今日は、猫町が4周年記念パーティというので出かけるつもりだったが、ダウナ−なのでやめ。 ダウナ−のわけは、3週間大工さん達がきてお茶菓子ばっか食っていたので胃腸の調子が落ちて少しデブったってのもあるだろう。 脂肪が軽やかさをダウンさせている。 よし、みんなが暴飲暴食の快楽に耽っている時こそ、断食じゃー。 昨日撮影して保存した雨ニモマケズの絵をプリントアウトする。 原画はセロハンでできた特殊なトレーシングペーパーに油絵の具で描いているので、妙な透明感がある。 プリントしたものは原画には及ばないが、それなりになんとなく上手く加工する。 さて、粘土いじり、メシ抜きだから仕事が軽快に運ぶ、これでダウナーからチョットだけ浮かび上がる。 いろいろ一点一点じっくりいじるのだが‥ ワシ、いったいどこへ向かっているのだろう? テーマを立てずにこうやって個展に向かうのは初めてのような‥ 去年は渾沌祭、一昨年は古展、その前はスウォススと‥毎度テーマがあった。 全体のテーマがないからいじっているものが個性的なのはいいのだが、どこに向かっているのか解らない、未来が見えない。 それで、不安な気持ちにふとなりダウナ−現象が起きる。 今が不安だから未来に向かっての目的なりテーマなりを見つけて、それに従って進むことで安心しようとしたくなる。 しかし、その安心は未来の安心であって今の安心ではないから、幻の安心である。 また、今の不安が思い描いた安心だから、その安心は今の不安を根底に抱えていることになる。 それでは本当の安心ではない。 さて、どこへゆくかは解らないが、このまま歩んでみるか‥この絵日記のように。 |