2月21日 (土)  [797] 雨ニモマケズ

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暑いくらい。
庭で体操してたら目の前に花が咲いていた。
なんだっけ?この花。
前からず−っとここに植えてあった小さい木で、全然目立たない地味なピンク色のちっちゃい花を咲かす、なにげなく可愛い。
去年花咲いた時、図鑑で調べて名前を知ったつもりでいたが、元来地味な木だし目立たん花だから忘れてしまう‥そんなものなのかね?
ま、名前で存在しているわけではない。
人の付けた名前なんかどうでもいいわけで、彼は彼でちゃんと生きているし、毎年咲いた時には、おっ!とささやかな驚きも与えてくれる‥他人の知ったこっちゃない。
それでも、名前はなんだろう?と‥
図鑑がどこにあるかわからん!
アトリエに前あった壁になっていたでかいキャビネットまるごと壊して捨ててしまった。
壁もなくアトリエ広くなったはいいが、本棚がないと資料見るのにいちいち面倒だ。
本棚、どこかに作らねばならんのう‥
アトリエ壊した時の長い材木を眺めたら、天井まで届くヒノキの板が4本あった。
ほぞが彫ってあったりでめちゃくちゃな木だが、ジグゾーでうねうねしたり手を加えれば、けっこうかっこいい本棚になるのでは?
‥この花の木はうつぎではなかろうか?
さて、図鑑探してたら1994年と記された絵が24枚出てきた。
宮沢賢治の雨ニモマケズをチャネリング、イタコ、シャーマン?した文付きの絵。
10年前よく公園にいってはゴザしいて友達に宮沢賢治をイタコしてこの文を語っていたのだ。
上手い具合にのってくると、本当にケンちゃんが現れたように憑依したもんだ。
10年前はちょうどワシ、ケンちゃんが死んだ年令で、ケンちゃんの霊がどっかの見えない穴から出てきて繋がったような‥ケンちゃん若くして死んでしまったが、ワシその後猫作って生き長らえてしまった。
いつかチャンスがあったらこの絵で展覧会して、この文を朗読してみたいもんですな‥って、この話、前に絵日記で書いたっけ?