2月17日 (火) [793] 知らない道 はれ〜 夜中ひどい頭痛がしてたまんなかった。 葛根湯を飲んだので、朝になってあのひどさは治まったがまだ少々いた重い。 しかし、頭が痛いわりには、けっこう明るい楽しい夢を見た。 反対の事を夢見させバランスを取り痛みを和らげさせる脳内麻薬かなんか出るのだろうか? 朝風呂入ってややスッキリし、シャツ一枚に麦わら帽子を被りビニールハウスのテント屋根をオープンにし、日の下で油土いじり。 朝の庭仕事無しだから、時間もエネルギーも余裕。 作品がなんとなく形になりそれらしくなってくると楽しくなり頭痛の事も忘れる。。 油土いじりかなり体力使うが、夢と同じで脳内麻薬でも出るのだろう。 今日は頭痛にもかかわらず順調に運んだ。 この調子で午後から粘土いじりに入る。 去年泣き猫や天才猫を作り、あの時は大変面白かったので、もしやその先にもっと何かあるのでは?とまずは泣き猫天才猫を作るための資料を探し眺め、ひとつ天才猫をいじってみる。 いじっていたら、なんと!資料の片隅に新たなヒントがあった。 普通なら気にしないものだが、イメージは一気に広がった。 毎年毎年何を作るかのアイデアもないのに、気持ちが個展に向かうと、不思議なことにヒョンとやる気になるようなイメージとぶつかる。 こういう時はかなり嬉しい。 なんか、自分には自分だけの自分の知らない道が前方ずーっと先まであり、この道をのんびり歩いているのだろう。 だから、かえって考え過ぎや焦り過ぎや意地はったりすると地団駄踏むようになって進まず、せっかくの未来の道を閉ざしてしまう。 『道可道、非常道』という老子の言葉がある。 語れる道は道ではないという意味であるが、つまり知識では本当の道など見えてこないって事ですね。 |