2月16日 (月) [792] 棘 いい天気です。 キューイフルーツを根こそぎ掘り起こす。 キューイは棚仕立てにしていっぱい実を付けさせ、朝のジュースにしようと思っていたが、もいだあと追熟ということをしなければならないし、保存があまり利かないので、いっぱいあっても食いきれない。 ということで、キューイに占領されていたところにはトマトを植えることにしたのだ。 キューイはマタマビ科なので、猫共が集まってきた。 枝はそうでもないが、根っこの細根がいいみたい、ゴロンゴロンしながらかじっている。 昨日裏から持ってきておいた腐ったテーブルを分解する。 釘を全部抜き、あいかわらず使える木はとっておき残りは燃やす。 抜いた曲った釘はカナヅチで叩いて伸ばしとって置く。 最初、錆つき先のつぶれた釘など捨てるつもりだったが、ふと、子供の頃、親父が釘を伸ばし箱いっぱいにとってあるのを見たことがあり、手伝ったことなどもあり、残すことに‥それに、また外用テーブルなど作る時に使えるし。 ところで、大工さんが口に釘を入れ打つのは、唾が付いた釘は錆びて抜けにくくなり丈夫に木と木を繋ぐんだって。 さっきのテーブル解体で、又今度は親指の爪と肉の間がやられたみたい。 しかしこの間の小指の痛みと違うので、夜、虫眼鏡で見たら肉が裂けているわけではなくとげが刺さっている感じ。 針やピンセットを使っていじくり廻すが、普通の皮膚みたいにはいかない。 それにしても、虫眼鏡で見なければ分からんような小さいとげで、なにもかもつまらなくなり仕事だって調子が悪くなるとは‥情けないもんだ。 結局長い間、とげと格闘したが取れた気配はなく、諦める。 このまま、このとげはどうなるのだろう?、皮膚が外へ押し出してくれるのか、それとも、中で皮膚と一体化し、いつか古い皮膚となって垢にでもなるのだろうか? |