2月11日 (水)  [787] アートム&ジェリーBoy

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あら!あられ。
でも春のようないい天気。
初、テラコッタ床暖のスイッチを入れる、44度。
しばらく時間がかかるので、その間、庭に出て廃材でCDラックを作りブルーにペンキ塗り壁に取り付ける。
5時間ぐらいしてようやくなんとなく暖かいのでは?になる。
床触ってもなんでもないのに、全然快適、すばらしい。
ストーブやエアコン・ホットカーペットなどは、そこだけ熱くムラがあり消せば寒くなる。
のにだ!、この床暖なるもの足元のテラコッタ全然熱くないのに、空間どこもかしこも寒さを感じさせない、過ごしやすい。
この感動の床暖に初のお客、群馬県立美術館の学芸員Bスパイがやってきた。
展覧会のカタログにワシの作品『アートム&ジェリーBoy』の写真を載せたい。
それで、昨晩そのカタログの文章がメールで届き読んだのだが、まったく気に入らん、プンプン。
こんなことなら、今日来てもらうこともなく写真掲載も断ったのだが、もうこっちに向かっているし携帯電話も持ってないみたい。
床暖初お客が気に入らんでは、イカン!何とかせねば‥
やってきたスパイをビニールハウスにおびき入れ、気に入らん!の最初の一声で話し合いは始まった。
ケンカなんかしたらイカンので、多少緊張したが、どこかに中道はあるはず、それを胆に入れ、団子虫と同じように右左右左と中道を探しながら進む。
話し合いは知らずに右の意地や左の固定概念をもみほぐし未知の領域に入る。
そこは、無色透明な春のような空間。
さて、やや話もなごみ、おいおい、このアートムはなワシントン大学でも講議に使用され好評を得た優れものなんだぞ!昨晩は眠れなかったし、どうしてくれるんだ!
それではということで、アートム君、カタログだけでなく、今回の2月28日から4月までやる「日常の変貌」という展覧会に特別出品することとなった。
久しぶりに美術の事語り、まあいいような中道歩いたみたいで、面白かったです。
アートムをよろしくね。