12月5日 (日)  [1056] 包まれる

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 Summer?
夜中、すごい暴風だったもので、デッキのテントがバサバサ鳴っちゃってさ。子猫共が外眺めるために寝室の窓に上ってパタパタしてさ。中も外もうるさいもんで、気になるさ。目が覚めちゃって、ぐっすり眠れなかったさ。
早朝窓開けて空見たら、すごい青空、もうすぐ朝日が出てくるところ。なんちゅう空模様だ。すばらしいの一言。起きたら、もう夏のよう。半袖半ズボンで暮らしたとさ‥
アトリエのシュロ竹の葉を見たら白い点々がいっぱい出ている。ずいぶん前から気にはしていたのだが放っておいた。葉がまだら緑になっているのだろうと思っていた。虫眼鏡で見たら、な、なんと!卵?それとも妙な生き物?げっ!濡れ雑巾で拭いてとる。でも全部とるのは大変だからいい加減だけど一仕事になってしまった。。
やっぱ家の中に置いてある観葉植物は雨が当らないのでいい環境ではない。葉が汚れ弱くなり変な虫が付いたりもするだろう。しかし、こうやってややきれいにしたのでシュロ竹も喜んでると思う。こういうのって、枯れるまで無視して、そして死んじゃったら新しいのと交換すればいいや、っていう観がある。きちんと大切にケアしないと。シュロ竹は粘土いじってる時の目の前頭の上にあって風情があるもの。自然の持つ風情が心地よさを醸し出す。これは、イオンがどうのマイナスがどうのα波がどうのという問題でない。そんなのはちんけな屁理屈もしくは商売戦略だ。
人間は外の自然と自分の中の自然が同調している時の感覚を知っているはず。それはなんとなく心地良いだけかも知れない。しかし、その微妙な心地良さってのが人間を包むわけだから、微妙ではあるが人間より大きなもの。ただただ素直に包まれてればいい。だから、シュロ竹、大切さ。