11月5日 (金)  [1026] 嫌われた血

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 快晴
かぶれもよくなってきたんで、久しぶりに道路掃除をする。さあ、待ってました、とばかりにお隣の枯葉ばあさんが近づいてきて、桜の木を早く伐れ!と、それも根ごとバッサリ伐れ、と言ってきた。おぉ〜すごい。たまりたまったものを桜の木にぶつけてきた。しかし、桜の木がなくなったって気が晴れるわけではない‥問題はあなたの心。桜の木が嫌いだ、とまで言ってきた。おォォ〜身勝手。こんな風景を見ていたSS(スーパー スタッフ)に向かって、手があいてるんだったら、あんたも枯葉を掃け!と命令口調。おォォォ〜なんとも横柄、お〜ィばあさん、大丈夫か?気にし過ぎだよ!この桜の木だってあなたと同じ生き物なんだから殺したら可哀想だろう?と言ってみたら、驚いた顔してた。木にそれほど大事な命があるなんて考えても見なかったって顔。おォォォォ〜‥あまりにも情けない。
そうか。世界がこんなに荒れているのは、大自然の木や動物に対する畏敬の念や感謝の気持ち、自然が母だということ、命は繋がっているということを知覚してないんだ。縄文の血、アイヌの血、インディアンの血、動物の血、虫の血、追いやられ嫌われ棄てられた総ての血がしっかり己の中に流れていることに気付かないんだ。そんな優しさや愛情なんてないんだろうね。それらの血に対する優しさがなければ、己をいじめ苦しめることになるんだって、なぜ分からないんだろう?
嫌っている枯葉は今のあなた自信の姿ではないですか?