11月21日 (日)  [1042] コッコ

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 はれ
来年はトリ年ということで、縁起物作家ナンバーワンのワシ、トリばっか作っている。ただのトリじゃつまらないので、招き猫作家ナンバーワンのワシ、トリに猫くっ付けている。普通トリ年といったらニワトリのことをいうだろうが、ひねくれナンバーワン作家のワシ、アヒルから始まり幸福の青い鳥、オオトリ小鳥、茄子頭のトリ、鬼トリ、借金トリにちりトリ、蚊トリ線香に耳糞トリ‥
近所にコッコちゃんというニワトリグッズが好きなお母ちゃんがいる。夕方、偶然久しぶりにあう。コッコちゃんの旦那さんは大学教授で、息子はナンバーワン大学出て宇宙研究、NASAからの誘いにアメリカなんかに興味がないと振り、種子島の宇宙船を作っている。
お茶飲みながら、身体の具合について話しを聞いたら、コッコちゃんは病気ひとつしたことないという。今60歳ぐらい。すごいパワフル。北海道行って帰ったと思ったら槍ヶ岳登って、帰ったと思ったらまたどっか出かけ、疲れというものを知らない。昨日も寝てないらしく、平均睡眠は5時間弱。アジアに出かけ飲んじゃいけない水も氷も平気。他の人が水にあたっていても。ニコニコうまいうまいと飲む食べる。ゲリも便秘もない。更年期障害ってなに?頭痛?肩凝り?知らない。ギンナンなんか素手でプチュプリンと剥いてもかぶれやしない。ウルシだって平気。酒はいくらでも飲めるが、家族が病気した時、車を運転しなければならないので、いつもは飲まない。さすが母。
前なら、人のことはどうでもいいや、ワシはデリケートなのだと自己正当化して、虚弱と決めつけていたが、唖然とながらも素直にコッコちゃんの話しを聞いていたら、パワフル生気を浴びたのか不思議とワシにも力がみなぎってきた。なる程。総ては気の病いだな。
デカルト曰く「我思う、故に我あり」、ワシ曰く「悪く思う、故に悪くなる」ってね。