8月26日 (火)  [632] 生きる糧

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起きたら、久々に死にたい気分に襲われた。
なんだろう?これって痴人のウツが移ったかな?
それで、ちと、思い返したのだが、昨日は普段と何が違っていたかだ‥
夕飯食い過ぎだ!
昨晩はビールにつまみ、それにタイカレー。
ビール飲んでいるうちに、これはお腹が結構いっぱいになるかもと感じながらも、久々のタイカレーに、このぐらいは食えるだろうとメシ大盛り盛ってしまい、残したらぐちゃぐちゃで捨てるしかないし‥えーい、全部食っちゃエー。
これがいけなかった。
その後、夜暑いので、腹ふくれているのに水がぶ飲みしちゃった。
むやみに胃を100%以上満足させると、ハングリー精神が消えてしまう。
ハングリー精神が消えると、やる気とか新しいアイデアとか自由精神、特に人に対する思いやり・愛、そういう現実のきびしさを乗り越える力みたいなものが無くなる。
それでも、毎日毎日次の日はやってきて、怠けてたらメシが食えなくなるから食う分ぐらいは働かなければならない。
ところが、頭は、あんなに腹一杯旨いものが食えたその日を境に、これからの未来は苦労だけ、未来は暗いつまらんと、思い込んでしまう。
あ〜あ、朝起きたら、道路も庭も枯れ葉だらけ、掃除も体操もしなければいけない、あっ!猫のゲロまである‥いつもなら爽やかな朝の掃除、体操なのに‥
あ〜あ、ほんとに嫌なことばかり面倒なことばかり何もかもがうっとうしい、死のう、となるわけだ。
しかし、死のうと思って気軽に死ねればなんてことないのだが、死にたくないという本能のようなものがあるから葛藤、頭が分裂する。
つまり、もともと一体だった精神が2つに別れてしまうわけで、これは、愛しているのに別れるようなもの、心の深部からつらいよね。
それがこの気の沈みである。
やっぱ、食い過ぎはいけない、『腹減ってることが生きる糧』になるわけですね。
‥ところで、ガツガツするのはハングリー精神ではない、ただの貪欲だ。