6月1日 (日)  [547] マチグワ−

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小降りの雨も止み晴れ間が出てスイレンとアサザとコウホネの花が咲く。
パピルスを植えた水鉢に黒く泳ぐものがいるのでじっと目を凝らして見てみたら2ミリほどのヤゴいっぱい。
この水鉢にはヤゴを食べるようなものはいないから卵全部育ってしまったのだろう。
虫メガネで見ると背中に白い筋があり、たぶんここから割れて脱皮を繰り返し大きなヤゴと成るのだろう‥楽しみ。
しかしこの小さい水鉢にこんなに沢山のヤゴを養えるエサはあるのだろうか?
…万物は生成変化している。
くよくよしてひとつの事にこだわり変化を阻止するのは災い病いの素だ…
『5/23、旅人は今日で東京に帰るので、旅人がいた台湾安宿に引っ越す。
その安宿の1階に茶店があり、そこにいるノリのいいややいかがわしい面白い男ケイちゃんに安く旨いソ−キそばが食える店を聞き、昼旅人と行く。
ほんとに旨い、ここはマチグワ−の中。
マチグワーとは市場の事で、昨日の晩も散歩したが実におもしろい。
じぃ〜っとバイクにちょこんと座って動かない80〜90才のおばあ、道端の小さいテーブル囲んで紅いものソフトクリームを食う化粧の濃いあんまーども、小さい女の子らを追いかける眉の濃いにーにー、ふらふら手探りで廻っている100才も越えてるんじゃないかと思われるおじぃ、道のまん中に立って動かずハーモニカをふき続ける盲目の父さん、道に寝ッ転がって携帯いじる若者、サンシンという楽器を奏でるおじさん、猫を蹴飛ばすガキ娘‥
いったいここはどこ?
アジアの喧噪を思い出す‥なかなか緊張もあってボサッとしていると精神がどこかにいってしまいそう。
まともに背筋をはって歩くとマチグワーとの距離ができて面白みに欠けてしまうので、体の力を抜いて顔をだらしなくほぐしダラ〜っと歩く。
すると頭はここの混沌としたわけわからん風景の一部となり、匂い、色、温度、力、豊かさをたっぷり味わう。
と、一日中、このバイタリティ溢れるマチグワーを散策する。