12月9日 (火)  [726] 森の人

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とうとう霜がおりる季節となりました。
朝は寒いが、昼にかけてだんだんと暖かくなる。
今朝は柱をデッキの上に寝かせ梁を合わせ、寸法が間違いないか眺めてみる。
屋根の勾配はうまくいったみたい、だが、真ん中の柱用の梁のボルト穴が10cmもずれている。
この穴は、柱立てて梁組んでからでも穴開けることできるから大丈夫だが‥しかし、いったい、どうしてこんなにずれたのだろう?
まあ、これでOKということで、スライド式電ノコで柱や梁をカットする。
あ〜とうとう切っちゃった、もう知らんもんね〜だ、ここまで吟味したんだ、あとはなるようになるさ。
昼から食料買い出しついでにこの間とは違うホームセンター寄ってみる。
ありました、ハンマドリル用の付属品、それと、それにつける穴をまっすぐ開けるための補助棒付きの道具。
やはり、どうも、まっすぐ穴が開けられない、自分の目ではこれでいいだろうと真直ぐなんだが、、曲がっている、だからノコギリも曲がるのだろう。
手前から奥にかけて見た時の視線が曲がっているんだね。
じゃあ、ワシにはその方向で見たものはなんでも曲がって見えているのだろうか?
名大工というのは、うまく切る打ついい腕を持っているのはもちろんだろうが、自分の癖のズレや歪みをミリ単位で把握して、それをうまく使いこなしているんだろうね。
昨日絵付けした作品を送るため梱包する。
冬なんで、雪だるまを作ったのだが、雪だるまがあくびして大変なことになっている作品、なかなか面白い‥これは猫町に出品します。
それと、銀座の松屋用の作品で『森の人』というオランウータンのビッグサイズ作品、ジャワではオランが森でウータンが人という意味らしい、気に入っている。
これって自画像みたいなものだから気に入ってるのかな?
それに名前も似てる、ワシ、もしかして人間への進化の過程のミッシングリンクマンかもしれないね。
‥なんか少し足りない、だからワシは一般人ではない。
では、なんだ?チン般人だ!なんてね。