12月22日 (月)  [739] 矩尺

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はれ〜
昨日の絵付け作業で疲れたのか、なかなか起きられない。
マエノッチ来るのが、昼過ぎに変更になったので、少々余裕ができた。
でも、昨日のようにめけのこしがあって焦ったりして、また2度手間したら嫌だから、すぐに作業に入る。
ところで、『めけのこし』という言葉って一般的なのかな?
見つけるのを忘れて残してしまったという言葉が、めっけるのを忘れて残すになり、短縮されてめけのこしになったのだと思うから、普通の言葉としてあるように感じるのだが‥そういや、てらまかし、っての聞いたことあるけど、なんだっけ?
とにかくめけのこしはなく、事は順調に運び、作品を車に積め、さて、デッキでコーヒータイム。
マエノッチがこのパーゴラ見て感心してた。
前に池造ろうとした時は、笑って無理でしょう誰か業者に頼んじゃうんじゃない、と言ってた、けど、やっちゃったもんね。
その過去の事実はでかい、今回はまた新たに前進して大工やっちゃったもんね‥がははは。
この屋根の傾斜が大変だったこと話したら、大工さんから話し聞いたことあるけど、あの直角の矩尺(かねじゃく)1本あればどんな家だって建てられるんだって、と言ってた。
そうなんだ!矩尺は直角とるだけのものでないわけだ。
そうだよな、いちいちピタゴラスで計算してたら、たまったものでない。
あの矩尺を1本持って、すくっと自慢げに立っている若い大工の姿が目に浮かんだ。
誰があの矩尺を考えたのだろう、すごい!
ワシもアートを志した頃‥
いろんな材料使って描くことでしか自分の作品ができないとなれば、何もない砂漠や絵の具もない所にいったら自分をどうやって表現すればいいのだ?と日夜考えてた。
なにも持たずとまではいかなくとも、シンプルな何か、その何かを探していたような‥
そして、あらゆる角度から猫神様は誕生した、シンプルになるために山ほどの材料と時間とエネルギーを使って‥そういやほんとに無駄いっぱ〜いやったもんな‥今もやってるかな?