9月28日 (土)  [324] 茶の道

20020928-1.jpg

9月28日雨
伊勢、瀬戸と回り、帰ってまいりました。
ほんとは前日に帰る筈だったんだが、お茶室で作品に付いての話などしてたら、お客さんからサイン下さいといわれ、うちのゆっくり君を腕で抱いている最近好きな格好の絵を描いてサインしたら、次々とサインする事になってしまい、嬉しいもんだから調子こいて、茶室の縁側に座り、まるで、どこかの観光地の似顔絵屋さんのようになり、お茶の先生方にまでサインしてしまいました。
そのせいで、電車乗りたい気分がどっか飛んでしまい、結局泊まる事になってしまったわけです。
嬉しい乗り過ごし、ありがたいこってす。
そして、今日も、ちょいと顔だして抹茶をいただき帰るつもりが、この雨降りなのに、新聞やテレビで宣伝されたせいもあり、すごい賑わい。
またまた沢山サインしてしまいました。
このサイン、猫の顔を逆さまに描いてゆくので、お客さんもなんだろう?あぁ〜と感心し喜んでいただける。
と、いう事で、この不景気や下らん事件の多い御時世に、なぜか、ここだけは美しく華やか未来は明るい、雨も嵐も平気のへいちゃラ、なにせ、個展のタイトルが、『ねこチャン茶ラおかしい』だもん。
それにしても感動したのは、お茶の先生方。
もう結構年いってるのに、ただのおばさんやおばあちゃんにあらず。
‥おばさんではありません、などというおばさんは大抵ほんとのおばさんだけど‥
お茶先生方の中でも、70歳を超えたお母さんは、世を達観した魅力を備え、自然体とはこのような感覚なのだろうと‥つくづく感心。
遠くから見ても、話をしても、近くによっても、目を合わせてもワシの気が乱れない‥不思議だ、心地よい。
他人の気を乱さないどころか、ゆったりとさわやかにしてしまっているようだ。
これが茶の心髄なのだろうか?
実のところ、一泊よけいに泊まったのは、このお母さんを見ていたかったからなのだ。
いや〜実に美しいおばあちゃんで‥
この人こそ、ほんとうの福を招いているのでしょう。