8月27日 (火)  [296] 御神輿

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8月27日晴れ
今日はでかい祭りだ。
夜近くから出かけるので、ばんばん粘土いじり励めました。
まずはハックルさんとこ行って車を止め、夕食を食べ、ハックル家族につれられ祭りヘ。
いやいや、いやいや、すごいっす。
担ぎ手何百人は、朝6時ぐらいに神社に行き神輿に御霊を入れ、振りそでつきの白装束になり、厳かに背中に短冊のような紙をつけ、ピンクのはちまきに白いソックス・わらじ、振りそでを丸め襷掛け、380キロもある神輿を屈んだり立ち上がったりしながら左右に揺らす。
山車のトントコピーヒャラと太鼓のドンドンでもうみんな熱気ムンムンの頭パープーのポンポコリン‥
担ぎ手達は朝からず−ーッとやってるので、日中の太陽で肩が真っ赤ッカ。
ひとひとひと‥
がきがきがき‥
ポーッと担ぎ手の汗にまみれたオトコを見る若い女女女‥
そのまま町中を練り歩き、神社に戻るのだが、最後の神社の階段が難儀、一日中担いでいるのでふらふら、最後の力を振り絞り、神輿倒れそうになりながら、人々押しつぶされそうになりながら、夜10時歓声と拍手の中、到着。
いきなり明かりは消され、静かになり、月明かりの中を1メートルの立方体の白い布が現われ、神輿に近づく‥人々は見てはならねと頭を垂れ、白い布は3つの神輿の中心にある御霊‥たぶん三種の神器を丁寧にゆっくりと暗闇の中で取り出し神社に返される。
朝、神輿に神様を入れ、神様に守られた若人が、神様連れて練り歩き、町に福をばらまいてゆく、そんなストーリー。
とてもシンプルなのだが、あの若者達の屈伸神輿担ぎがすごい。
太ももパンパン、神輿の重みで肩ぼこぼこのひりひり、あれじゃアひとりふたり死んでも不思議じゃないのに、大丈夫なんだから、ワシらは神様に守られてるんじゃーというなんかがあるんだろうね。
いや〜ほんとに美しかったッス。
そのあと、ハックルさんとこの力みなぎる手作りでかハウスで、ハックル伝記を聞かせてもらった。
逃亡中の外国人を助けるために車椅子を何十台もその国に寄付して、それをその逃亡オトコの手柄にして罪を消し、そのまま貿易をやったが、金回りがよくなって、
仲間にねたまれ殺され‥‥
今日はバカでかい気を入れてもらったような感じだ‥ありがとさん。