5月8日 (水)  [206] 窯屋さん

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5月8日晴れ
窯のフタの接続部が壊れたので、窯屋のサクラさんにきてもらった。
きれいにつかってて嬉しいね、ありがとうね。
終わってから、庭でお茶をした。
サクラさんと会うのは窯買って以来だから5年ぶりかな。
あの頃は、サクラさんの話長くて面倒だったが、最近粘土のことも少し解るようになったので、習いたての子供のように粘土話が面白い。
代々粘土を扱ってきたからだけでなく、ホントに粘土や釉薬のことに詳しく何でもかんでも知っている。
それだけでなくとっても好きでたまらんのだろうね、ホントに粘土を楽しんでいる感じだ。
聞いててますます粘土の世界に吸い込まれていきそう。
もぐさ土は1000度になると普通の土と違い膨らむのだー
えー!
石膏はもう一度砕いて粉にして焼けばまた使える、これが焼石膏だー
へえー!
楽焼きはがんがんに燃えた窯ににいきなり器を入れ15分ぐらいで取り出し水につけるとあの抹茶腕の渋い黒がきれいに出るんだー赤なんかもすごくきれいなんだよー
えー!
ベトナムのカメづくりは面白いどー
へえー
カオリンはオーストラリアのがよくって、ホントに見事な白なんだー
へえー
粘土は地球ができた時から長い年月をかけて作られたもので石油なんかと同じ限りある資源なんだー
えー!
などなど、話は尽きない。
陶芸こころざし少々解るようになった方ならサクラさんにあうといいよ。
話し途切れないけどすこぶる楽しいよ。
帰る時、お金は?といったら、いりませんだって。
えー!わざわざ東京の下町からきてくれたのに、今どき来てもらうだけで出張代とかいってけっこう払わなきゃいけないのに。
ホント不思議ないい人だ、アフターケアがモットーとはいえ買ったのは5年前だよ‥んー涙が出る。
なんか、みんなにすすめたくなるね、この窯、とってもコンパクトでGOOよ。