5月22日 (水)  [213] 心踊る

20020522-1.jpg

5月22日晴れ
あれ?
あっ!、昨日の絵日記は21日じゃん。
まあいいか、しばらく絵日記かかないで古展会場に泊まり込んでたから日にちがわけ解らん。
もう、疲れが天まで上り、口内炎が四つもできています。
まったく‥子供の頃は今回の古展の2階の和室にいる観三河屋のようにちょいと内面ばかり見ている人当たりの悪い、郷土の方では『むんつ』と言うのだが、そんな小僧だったので、こうもいろんな人にいっぱいあうと、ますます観三河屋が自(時)画像に見える。
お客さんは、彼を見て思わず笑い、そして声をかけたくなると言う。
「だいじょうぶか?」「いっしょにいてやろうか?」と。
彼は‥ちがうんだ、そうじゃないんだ、静かにしてくれ、放っといてくれ‥などと言いたいながらも‥ハッとひとりっきりになっている自分に気付き‥つぶやく。
いや、そうでもないんだ、あーでもないんだ、こーでもないんだ‥
あ〜いったいどう言えば、どうすればいいんだ、と、動きがとれず、この場を人に心配させまいとじっとテレビを見たふりをしながら、自分を超えてとても深い所にあるほんとうの静けさと解け合っている。
でも、このままではホントの自分まで融けてなくなってしまうことに気付き、心を外に開け、快活に元気に、その洞穴からの脱出を試みる。
崖を登り、足をすくわれ、石が崩れ、けがしながら、ゼイゼイ言いながら登る。
そして、眺三河屋のところに辿り着き、すべてを宇宙を見渡す。
だから、どッと疲れちゃって口内炎。
前半はこんなもんで‥
とやっと、なんでもないが心踊る庭に帰ってまいりました。
今日は一日中庭に出て植物の植え替えやったり草とったり尺取り虫の背中さすったりして静かに暮らす。
よ〜し、また明日から古展、後半です、頑張ってみんべか、ほい。