12月9日 (月)  [392] 雪見

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わ〜お、雪です。
昨日の夜、植木などは軒下に置いたが、水鉢が大変。
こんなに降るとは‥まだ降り続けてる。
カッパを着て長靴履いてゴム手袋して水鉢の雪を取り除き板を並べフタ代わりにする。
竹や南天が雪でぐにゃりと折れ曲がっている。
できる限り木に積もった雪を竹ではたいて落とす。
玄関の雪掻きをし、その他諸々‥
それにしても、手足の指先が痺れる程冷たい‥の、なんの。
やっと終え、窓全開の雪見風呂‥
ア〜ひゅフにャへぉみょはフぁホォょぬぉゆュポゅペぉ‥
風呂上がりに裸でストーブもつけず和室でイスに座り窓の外の雪景色をジーッと見てた。
こんな雪の日は乾燥してないからか、裸がほの暖かく静かに体温が冷めていく感覚が心地いい‥ハぁッ!いっちゃった。
ワシ、雪国生まれだからだろうか?
別に雪が好きとかっていうんじゃなく、雪見てると生まれた時から何十年とず〜っとここにこうして座っているような‥時間というのが消えてしまうんだよね。
あ〜ほんとに美しいです‥ワシにとって自然現象は麻薬だね。
な〜んていったってこの雪、一晩で、一気に街中を白くしちゃうんだもの、すごいよね。
これを人間がやるとなったら、偉そうな企画屋さんが喧々諤々議論して企画書書いて、儲けの事でひと悶着あったりして、市民の協力がイマイチ得られないから毎週小学校の体育館に集まって市民を説得したり、やっとまとまり役場に提出し賄賂出してハンコ貰い、いざ本番、雪降らすぞってなったら、あら?機械が壊れ、爆発して何人か死者が出て、こんなイベントは危険だから、巷では、ほらみろバカが浮いてこんなこと企むからと陰口叩かれ、婦人連かなんかが、子供には雪に近づいてはいけないなんてのが常識になって‥
ハッ!寒い寒い、仕事でもせねば。
と雪見で書をやる。
いいッス、外の雪の白と墨の黒、なんとも言えないッス。