12月18日 (水) [401] バカ 朝5時頃、隣のたま吉のうなり声で目が覚め‥昨日絵付けした作品が、イマイチ気に入らないと感じ始め、ん〜どうしようと考え寝れなくなったしまった。 起きて、作品にヤスリをかけながら‥ア〜やるんじゃなかったなぁ、こんなことしたら1日つぶれちゃうじゃないか、もう、まったく、しかし、気に入らんものはしょうがないし、などと思いながらやり続ける。 ヤスリがけも終わり、頭ではこのあと下地を塗って1からやり直しだったのだが、どうせ塗りつぶすなら、と、ちょいと実験的に今までやったこと無いことを思いきりやってみた。 ななな、なんと、見違える程素敵な雰囲気になってしまった。 1年ぐらい前こんな雰囲気醸し出そうと頑張って、とうとうできなくて諦めて忘れていた感覚だ。 やったね、ガハハハハ‥ ふと、なんの気無しに違うところから出てくるんだよね。 気になるという時は、それが気になるのだが、その気になるものを頭で解決しようとしても、気になる問題を抱えた頭が解決しようとしているのだから、解決するはずがない。 バカがバカを治そうとバカな考えを繰り広げるようなものだ。 バカはバカだから自分がバカであることに気付かない。 あたしはバカじゃない、っていう人はりっぱなバカだ。 あたしは利口よ、っていう人はすごいバカだ。 あたしはバカなの、っていう人はいい人ぶってるバカだ。 バカっていうな、って怒る人はかなりバカだ。 バカバカいうやつは、りこうぶってるバカだ。 自分はバカですよ、っていう人は計算高いバカだ。 オレはバカだー、っていってる人はバカになりたいバカだ。 …バカと利口に分けている限り、みんなバカです。 みんなバカ? やめたやめた、この作品、こうしちゃえー あら?うまくいっちゃった。 てな感じかナ。 うまくいったもんで、調子が出てきた‥寝不足なのに。 ほんとに今日はさい先いいものだからトントン拍子に進んでしまった。 絵は、2年前作った『オピリのアパ』という焼き物です。 |