11月9日 (土)  [364] 風は吹く

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あったかほんとに秋かいな?
朝、外にでたら、こんなにポカポカ。
これは、最もやりたかった昼前バーベキューができる!
ほんとは河原に出かけ、やってみたいが、今日は面倒だ、行くだけで疲れ果ててしまいそうだ。
あまりに日射しが強いので、パラソル出して、炭に火をつけ、ジュージュー、カンパーイ。
いいねえ。
時々吹く突風がすごく、パラソルが飛ぶ、ビールの空き缶が飛ぶ、箸が飛ぶ、レタスが飛ぶ、トマトが飛ぶ、灰が飛ぶ、猫が飛ぶ、人が飛ぶ、笑いが飛ぶ‥
昨日の飛ばない話しで、過去から一歩も進まず、不確かな記憶にしばられ、ほじくりハマり腐って化けて首締めあう、今を生きない屍どもめ‥
飛んで消えてしまえ‥
今日の突風は過去を吹き飛ばす。
どんどん飛ばせ、ばんばん飛ばせ‥
こだわるのか?
つまらん言葉に立ち止まるのか?
立ち止まらなければ、風とともに未知へ彼方へ美へと流れてゆく。
立ち止まれば、過去にがんじがらめになる。
がんじがらめは不自由で心が苦しむ。
苦しむ心は叶わぬ幸せを欲しがる。
あれは悪い悪いと他人をせめる。
せめる心が何より悪い。
あ〜この苦しみが嫌なら、この苦しみを止めればいい。
…せめる、欲しがるが、この苦しみである…
なにもかも、この風に乗って笑い飛ばそう。
せめる欲しがるがなければ、この世は福そのものだ。
すべてはとてもかわいいのだから。
風は福。