もりわじん絵日記 2005. 12
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12月31日 (土)  [1444] いつも通り

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今日は大晦日だけど、朝から粘土いじり。いいのができちゃった。で、その後は簀の子にペンキ塗り。それから、アトリエの神棚の下に引き出しなどを作ろうと思うのでその壁を赤の強い茶にやや黄色を混ぜ塗る。これなかなかいい感じに仕上がった。と、いつもよりいつもっぽい時間を過ごす。わざわざ、年末だとか明日は正月だからといつも通りを左右されたくない。クリスマスとかの他のイベントではなんも感じないのだが、このなんでもなさそな年末年始ってのは多少なんかある。区切りみたいなもんだろうね。それでも、1年の計は元旦にあり、と言うから、まあ、いつも通りがいいんでない?
実際、庭の木も猫もあいも変わらずだ。木や猫という基本があっての人の行事。ここがあってのあっちだったりそっちだったり、今があっての未来だったり過去だったり、当り前があってのやったぜ万歳当たりですわい‥


12月30日 (金)  [1443] 創造の波

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昨日は仕事納めだったから、のんびり風呂屋に行く。そのあとはウメル君誘って華やかなとこ出かけパーっと乾杯。仕事納めとは言っても、粘土いじりが終わったわけではない。精進精進。何せ、この粘土いじりどこへゆくのか楽しみだからね。目的や目標があるから何かをやるというけど本当だろうか?最近の粘土いじりはまったく目的もなく目標もない。それでも粘土をいじりたいなんて、ア~なんじゃろ?これって、創造の波に乗ったかな、あとは波任せ。やっと大芸術家に一歩近づいたかな?ガハハハ‥
さてと、年末の大掃除じゃ。午前は庭の材木を片付け、一階の窓ガラス掃除。午後から、屋根に上り上の階の硝子掃除。昔、高い所が怖かったが、最近は妙に平気だ。夕方には掃除終える。どっと、疲れてしまったさ。こんなに屈伸運動したのは去年の大晦日の硝子掃除以来。ア~足腰、背中、肩が痛いっす。どっと風呂入る。いや~、大掃除のあとの風呂は格別だね。最高っす。


12月29日 (木)  [1442] 道

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今日が今年最後の作品提出。朝から、最後の追い込みですね。年末に入ってバタバタ忙しくしてたせいか、不思議といい作品が生まれた。のんびり暇になったらいい作品作ろうとか思ったりするけど、それって逆だね。
この間、犬を提出した時、昔作った犬があったのでそれもついでに出そうとした。戌年なんて12年に一回だからね。見たら、何と、思い描いていたものとはだいぶ違う。いくら当時の技術が今より稚拙とはいえ、見えてない!それで思った。知らないうちに見えない所が見えるようになってきているんだな、と。別にメガネのせいではない。その当時はそれが見えるという意味では完璧に見えていた筈だ。たぶん作っているうちにある感覚が身に付く。身に付いちゃうとその感覚に飽きる。すると次の新しい感覚を受け入れる。それらが日常とはまったく関係なく連続して進んでゆく。いつの間にか、とんでもない所に来ているんだが、それが今なので気付かない。で、昔の作品を見て、アッと驚く所まで来ていた事に気付く。このまま続けてゆけば、次々と何かが見えるようになっているんだろうね。すごいもんだ。こうなると暫しも休まず粘土いじりがしたくなる。なによりも面白い。いったいどこへゆくんだろう?まったく先が見えない。
‥人知を超えたところで確実に何かが進行している、大切な何かが、間違いなく‥



12月28日 (水)  [1441] デマ

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人がお金持ちになりたがるのは幸せ自由自在を手に入れたいからに他ならない。ってこの間言ったよね。それをもう少し追求してみました。
人がお金持ちになりたい理由は、他の人より優越感を味わいたい、威張りたい、自慢したいというのもある。他人と比較して自分のすごさをひけらかしたいわけだね。これって本当はあんまし意味がない。
なぜなら「優越感を味わいたいのは、今、みじめだから」でしょう?つまり、優越感を味わっているはずが、本当はみじめを味わっているわけだ。みじめというのは不幸せ不自由ということだ。みじめは、つまらない、面白くない、下らない、情けないなどで今が不満たらたらのマイナスイメージだらけってことなんだよね。とにかく魅力的じゃないってこと。そのマイナスイメージだらけで考えたお金持ちだから、やはりそのお金持ちもマイナスイメージ、つまり不幸せ不自由なんだな。
結局「お金持ちになれば幸せ自由自在になれる」と言うのはデマという事になるわけですよ。
なのに、何故、人はデマに乗せられて金持ちになりたがるのか?水が飲みたいのに騙されて海水を飲むようなものですね。いくら飲んでも渇きは満たされない。渇くからますます海水を飲む。同じように、お金持ちになれば満たされる筈だ、がますますはびこる。貧富の差ができちゃう。こんなデマを受け入れているうちは金持ちだろうが金無しだろうがすべて不幸せ不自由っす‥


12月27日 (火)  [1440] 偶然

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次期雨が降ると天気予報が言っていたので、デッキの上のテーブルやイスなどを雨の当たらない所に移動しなければならない。で、たくさんある材木の木っ端を燃して庭を片付ける事に。久しぶりのたき火じゃ、たき火。木っ端の他にこの間伐った竹の笹などもある。竹はこの時期に伐るのがいい事を知った。乾燥しているから曲がらないのだ。前は、竹がドンドン生える時期に伐っていたら伐った竹が曲がる。それでまとめて曲がらないように縛って乾燥するのを持っていた。今回はその手間が省けたわけだね。ついでに、中庭の山椒も剪定して燃す。調子づいたもんで、サルスベリも剪定して燃す。枝垂れ桜も剪定。しかし、これは水分が多少あるのでほっぽっておく。なんか、大仕事になってしまった。
作品の金の焼き付けまた失敗だった。今月初旬、たまたま偶然上手くいったのが一つあって、それを意識的にやろうとしているのだが、なかなかそう簡単にいかない。今度は新たに金油で試そうと思っている。で、また臭いし面倒だが窯入れしようとして、作品ちょいといじってたら、なな、何と!、すごいイイ方法発見してしまった!窯入れは無しだ。やったね。庭仕事したもんで大自然・偶然がまた味方したのかもね。おぉ~、八百万の神よ!ありがとさん。ついでに疲れて、歯が痛い、う"~


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