作品No.022 備中張り子
猫じゃ 猫じゃ
幅43×奥行43×高さ62cm
幅36×奥行50(座布団)
素材:備中張り子(和紙、胡粉)
「猫じゃ猫じゃと云わんすけれど 猫は猫でもこの子猫  ある日雀を食べたとさ 雀死んでも踊り忘れず  猫が踊るか 雀が踊るか 鐘が鳴るか 撞木(しゅもく)が鳴るか  雀手拍子 猫踊る 猫じゃ猫じゃ 猫でござーい」

この小唄からイメージをふくらませ”備中生まれの白描「たまさん」が満月の夜仲間達と楽しく踊る”という招き猫を考えました。
踊り好きのたまさんが、踊り好きの仲間を招いています。
ナマズを踏むのは災害よけです。
ナマズと踊り競って、たまさんの勝ち! ナマズはぐったりというシチュエーションです。
北川葉子
Yoko Kitagawa

備中張り子作家

平面作品から立体作品へ、張り子の良さ、特徴を生かした作品作りを心がける。備中張り子倶楽部で、日本招き猫倶楽部の会員さんと知り合い、招き猫の魅力を知る。張り子の持ち味を生かした招き猫作りを考察中。2006年は、“お多福招き猫”にチャレンジする。2007年は、昔しから好きなテーマ“踊る”と“招き猫”を合体させて、“おどる招き猫”のテーマで備中張り子にチャレンジする予定。
招き猫の研究も兼ねて、今年から日本招き猫倶楽部の会員になる予定。同じ仲間と、第2回となる“倉敷招き猫祭り”を9月中旬より開催予定。張り子と土人形を出品予定。他に趣味で“ビバ!まねき猫”ブログを4月よりスタートしています。日本の伝統文化、張り子と招き猫を世界に広げていきたいと思っています。

大阪芸術大学グラフィックデザイン学科卒業
2003年4月 備中張り子倶楽部に入部 現在在籍中
        真鍋芳生先生に習う