作品No.052 Fastidious Cat
幅17×奥行10×高さ9.5cm 素材:石粉粘土
いつもいつも君の願いをきいたり幸せを招いてあげるわけにはいかないな・・・・・・。
「ここ一番」てぇ時には、もしかしたら・・・・・・。もしかしたらだぜ。
だってオレは「 Fastidious 」――気むずかし屋だからさ。
TENKO

造形作家

 1997年、突然猫を作りたいという衝動にかられる。美術の素養など全くなく、独学で、制作を始める。師事した先生は、強いて言えば、飼い猫の「ももひき氏」だ。
 今も、彼の日常の一拳手一投足が先生であり、学びの対象である。
 猫と金魚と鶏肉が大好き。粘土造形の他にも、平面作品であれ、なんであれ、猫が表現出来るものは何でもやるし、これからも探っていきたい。
 作品を作る時、いつも思う事-「かわいいだけが猫じゃないでもやっぱり猫は可愛い・・・・・(字余り)」。

1960年 岐阜生まれ
1984年 国立音楽大学声楽科卒