第11回「平成の招き猫100人展」ギャラリー
作品No.016 しょうふくはえんのずし
招福濤焔厨子
幅33.3×奥行29.5×高さ43.0cm 素材:陶器と木

寄せる波のごとく訪れ、激しい炎のごとしうねり出る。
静と動、表と裏、善と悪、全ての中の福(幸せ)を、
厨子(大切なものを入れておく箱)に納めました。
雲林院ユカリ
Yukari Unrinin

陶人形作家


 信楽の赤土の塊から生まれる招き猫は、たぬきが化けているのかも知れません。創れば作る程、おどけた表情に魅せられて、深みにはまっています。
招き猫は、福を呼ぶと言われますが、自分が幸せな気持ちにならないといい猫が出来上がりません。ですから、いつも明るくポジティブで何事においても良い事につなげる日々を送りたいと思っています。招き猫に出会えたことと、その様な気持ちになれたことに感謝して‥‥
これからも、一匹の招き猫から話が広がるような、そして福がそこに来る様なぬくもりある陶を創りたいと思っています。
1963年 信楽に生まれる。
1983年 奈良芸術短期大学 日本画卒
1984年  同 副手勤務
1986年 フラワー企画(デザイン制作)
1998年 開窯
愛知県瀬戸市 第4回平成の招き猫100人展より参加

2005年 個展(信楽)
2008年 個展(瀬戸)
陶人形の企画展多数出展